内容説明
誰にでもわかりやすく、時代や場所を超えて愛誦される「みんなの名句」がある一方、自分がかかわった時代、季節、自然現象、場所、状況、モノ、人間、言葉などに出会ったとき反射的に思い出される句、幾度繰り返し読んでも飽きない句など、「わたしだけの名句」もある。著者にとってのそんな名句の数々を一年十二か月に分類し、春夏秋冬の季節ごとに鑑賞。
目次
一月
二月
三月
四月
五月
六月
七月
八月
九月
十月
十一月
十二月
著者等紹介
宇多喜代子[ウダキヨコ]
1935年、山口県生まれ。「獅林」同人を経て桂信子に師事、「草苑」編集長ののち「草樹」会員代表。句集に『りらの木』『夏月集』『象』ほか、著書に『つばくろの日々』『ひとたばの手紙から』ほか多数。第二九回現代俳句協会賞、第三五回蛇笏賞、平成14年紫綬褒章。現代俳句協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。