感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りー
10
墨、硯ときて、次は筆だったのですが、こちらが早く届いたので、「紙」の話です。書に使う紙といえば中国の宣紙に勝るものはない、と、筆者。宣紙はその成分のほとんどが藁+少量の土。藁は、野晒しにして腐らせるのだそうです。宣紙に迫ろうとした日本人は多いけれど、製法が秘密にされており、ほとんどが失敗。日本の画仙紙とは全然違うそうです。日本では紙の原料といえば古くは麻、そして雁皮、三股、楮。紙屋さんへ行って本物に触れてみないと、この感じは分かりません。紙漉きの発明の偉大さを改めて思いました。中国スゴい。2020/03/14
隠居
0
情報量多く、しかも読みやすい2020/02/27
-
- 和書
- 真実の終わり