内容説明
日本人の死生観は、武士道的死生観だけではない。仏教以前からの、霊魂を不滅とする再生信仰があり、霊魂の供養とその儀式がある。もっと深いところに日本人の死生観の根本が根ざしていたといえる。本書は、民俗学の視点から、庶民の文化と精神の基層まで掘り下げ、あたらしい鉱脈を掘り当てることによって、はじめて日本人の霊魂観と死後の世界観をあきらかにする。
目次
日本人の死生観
日本人と死後の世界
みちのくの神秘・恐山―その歴史と円空仏
口寄せ巫女
怨霊と鎮魂
死と信仰―補陀落渡海の謎
古来の葬送儀礼から見た現代の葬儀と葬具
仏壇
墓の話



