内容説明
中世後期からとくに顕著になってくるのが、文章や絵画のなかで表される中世人の身体にかかわる多様な表現である。これに注目し、さまざまな史料を身体意識や身体性という文脈で読み解くことで、社会や歴史がどのように形づくられたかを明らかにしようという論考。『徒然草』の身体への関心を糸口として、身体そのものをつかった表現(踊り念仏、芸能、武芸、修行)、身体の作用としての表現(書、似絵、文書、絵巻、絵図)、身体がとらえた空間認識(家、村、都市)などを探る。中世人の身体意識から描く歴史像の提言。
目次
1 徒然なる身体
2 一遍と身体
3 宗教者と身体
4 絵巻の身体
5 文書と身体
6 空間と身体
終章 列島の身体
著者等紹介
五味文彦[ゴミフミヒコ]
1946年生。放送大学教授。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授を経て、2006年4月より現職。日本中世史専攻。著書に『書物の中世史』みすず書房(角川源義賞)、『中世のことばと絵』中公新書(サントリー学芸賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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