出版社内容情報
34歳OLのナツは、仕事帰りのコンビニで「ご褒美」(スイーツだったり晩酌のおつまみだったり)を買うことを、日々のささやかな楽しみとしている。
アラサーで結婚した夫との間には子供ができず、高齢出産となる年齢がすぐそこに迫っていることに焦っているが、夫は妊娠出産について曖昧な態度を取り続けており、夫婦の間には溝ができつつある。
そんなある日、残業帰りの夜道で酔っ払いにからまれたナツは近所のコンビニ店員・高橋に窮地を救ってもらい、それをきっかけによく話をするようになる。
話す機会が増えるにつれ
【目次】



