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出版社内容情報
不死の呪いをかけられた少女 胡桃沢加恋。彼女が死ぬただ一つの方法は、真に彼女を愛する恋人に殺されること。
「だから、私を殺してくれないかな」
って、彼女のことが好きでしょうがない僕に頼みやがった。
もちろんそんな願いは叶えられない。だから僕は言ってやる。
「僕には殺せないね。お前のことが好きじゃないから」
ゆらめく現実と幻想の境界、とっくのとうに死んだ神様、彷徨する天使と悪魔に絶えず過ぎていく日常──18歳の才能が鮮烈に描く、罪と赦しの物語。
「さあ、文芸部に入部しませんか?」
【目次】
内容説明
不死の呪いをかけられた少女 胡桃沢加恋。彼女が死ぬただ一つの方法は、真に彼女を愛する恋人に殺されること。「だから、私を殺してくれないかな」って、彼女のことが好きでしょうがない僕に頼みやがった。もちろんそんな願いは叶えられない。だから僕は言ってやる。「僕には殺せないね。お前のことが好きじゃないから」ゆらめく現実と幻想の境界、とっくのとうに死んだ神様、彷徨する天使と悪魔に絶えず過ぎていく日常―18歳の才能が鮮烈に描く、罪と赦しの物語。「さあ、文芸部に入部しませんか?」第21回新人賞受賞作。
著者等紹介
最条真[サイジョウシン]
十八歳で新人賞を受賞した新米作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
23
不死の呪いをかけられた少女 胡桃沢加恋。彼女の秘密を知らされて、殺されたい加恋と死んでほしくない浅葱虎徹の罪と赦しの物語。加恋が死ぬただ一つの方法は、真に彼女を愛する恋人に殺されること。彼女の願いを覆すため悪魔で加恋の双子の姉・花梨と仮契約し、文芸部に入部して狐紺糖財に協力を仰ぐ浅葱。加恋に粘り強く接し続けて狐紺と3人で楽しく過ごすようになったからこそ、加恋が勇気を出して告げた真実には正直目眩がしましたけど、それでも彼女と本音でぶつかって向き合おうとしてくれた彼らの関係は波乱のリスタートとなりそうですね。2025/11/23
真白優樹
15
とある闇を抱える少年が、好きになった少女から殺してほしいとお願いされ始まる物語。―――死への願い、生への願いが交錯する先に。 好きになった少女を殺したくないからついた嘘から始まる物語であり、呪いと未来が交錯する中で、点と点が繋がる先に怒涛の展開が待っている物語である。瑞々しく若々しい面白さを感じる次第である。始まったばかりのリスタート。果たして二人、交わらぬ思いの続く先にどんな未来が待っているのか。死なないという願いの先の未来を見つけることはできるのか。 次巻も勿論楽しみである。2025/11/30
椎名
10
好みがハッキリ分かれそうな作品だと感じたが、個人的には作者の熱量のようなものが溢れていて良かった。不死や洗脳といった能力、悪魔や天使というファンタジー設定はあまり深掘りされず、そういうものが存在するというところに触れるに留まっている。描かれるのはあくまでヒロインとなる胡桃沢加恋から主人公への恋心だ。後半で怒涛のように流れ出す加恋の視点、加恋の醜い人間的な部分が本作の魅力と言っていい。喧嘩をして建設的な話をしよう、というのが健全で正直な対話でぐっときた。二巻が決まっているようなので期待したい。2025/12/04
MoriTomo
8
不死の呪いをかけられた死にたがりのヒロインと、彼女に「死んでほしくない」と願う主人公が織りなす物語で、ヒロインたちとの関係性と重すぎるほどの感情表現が強く印象に残りました。 魔女・悪魔・天使という立場で絡んでくるヒロインたちの言動も魅力的で、翻弄され続ける主人公の姿が面白かったです。また、魔性すぎるヒロインの姉の圧倒的存在感や、人気者ヒロインと共に文芸部で過ごす日常も魅力的でした。 痛みが伝わるほど激しい感情表現を経て、ヒロインたちと主人公の関係がさらに深まっていくことを期待しながら続きを待ってます。2025/11/28
とってぃー
8
不死の呪いで死にたいと願う魔女・加恋と、死んでほしくないと願う虎徹の物語。これは賛否あるぞ〜!加恋がめちゃくちゃ破滅的で、私はかなり嫌悪感を覚えました。その反面、天使である弧紺が献身的で正義感強くめちゃくちゃ癒しでした(変わらないでくれ〜)。重い愛を望む読者は加恋が刺さると思いますが、私は耐性がなかったみたいです。でも、そんな激重ヒロインがいるからこそ、虎徹がどんな答えを出すのか気になるので弧紺に期待を寄せながら続刊が読みたいです。加恋の能力が肝になる作品なので私の感想はヒロイン感のみにしたいと思う。2025/11/27




