ＭＦ文庫Ｊ 時間を止めてデレまくる、最強無敵の黒乃さん

滝浪 酒利【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2025/01発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 296p／高さ 15cm
• 商品コード 9784046844460
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

「ああ、もう～～っっ!!甲斐くん、大好きですっ──!!」

――時間停止解除。

「？　黒乃さん、どうかした？」「いえ、気のせいでした」

時間停止能力者。最強無敵の異能エージェント。黒髪クールの超絶美少女高校生、黒乃詩亜。
彼女の秘密、それは時間を止めて、片思い中の男子にひそかにデレまくること。
誰にも知られないとやりたい放題の彼女だが、
そんな意中の男子、甲斐郎にも秘密があり――、
実は彼は時間停止中の出来事をすべて認識していた！※ただし体は動かない。

そんなこととは露知らず、今日もデレまくる黒乃さんにニヤニヤとドキドキ必至！
止まった時間で恋心だけは加速するクロノスラブコメ！ここに開幕！

内容説明

「ああ、もう～～っっ！！甲斐くん、大好きですっ―！！」―時間停止解除。「？黒乃さん、どうかした？」「いえ、気のせいでした」時間停止能力者。最強無敵の異能エージェント。黒髪クールの超絶美少女高校生、黒乃詩亜。彼女の秘密、それは時間を止めて、片思い中の男子にひそかにデレまくること。誰にも知られないとやりたい放題の彼女だが、そんな意中の男子、甲斐郎にも秘密があり―、実は彼は時間停止中の出来事をすべて認識していた！※ただし体は動かない。そんなこととは露知らず、今日もデレまくる黒乃さんにニヤニヤとドキドキ必至！止まった時間で恋心だけは加速するクロノスラブコメ！ここに開幕！

著者等紹介

滝浪酒利［タキナミサトシ］
第１９回ＭＦ文庫Ｊライトノベル新人賞にて最優秀賞受賞。同受賞作「マスカレード・コンフィデンス」にてデビュー。同作のコミカライズ化進行中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[よっち]

時間停止能力者で最強無敵の異能エージェント、黒髪クール超絶美少女高校生、黒乃詩亜。そんな彼女が時間を止めて、片思い中の男子にひそかにデレまくるクロノスラブコメ。片思い中の甲斐相手に時間を止めれば誰にも知られないと、自らの異能を無駄遣いしてやりたい放題の黒乃。しかし実は甲斐は時間停止中の出来事を全て認識していて、デレまくる黒乃さんにニヤニヤする展開でしたけど、視点が黒乃から甲斐に変わると彼と妹分の外道の置かれた背景も明らかになっていって、それぞれが直面する困難を愛の力で乗り越える結末はなかなか良かったです。

2025/01/24

[たまご]

黒乃の冷瀬沈着？な平時と暴走デレ状態とのギャップが可愛くて笑えます。主人公・甲斐に失態（笑）を見せる黒乃を愛でながら進む物語は、黒乃の使命や胸の内が見えてくるにつれややシリアス展開に。最強の能力と強さを持ちつつも、ままならない甲斐との関係性がもどかしい。敵対組織という間柄もいい感じの障害です。しかしゴリラ扱いされるヒロインて（笑）。不器用ながらも恋に友情に成長していく黒乃とそんな彼女に惹かれていく甲斐。二人の恋の行方が今後どうなっていくのか楽しみな新作です。

2025/01/30

[冬野]

作者さん二作目。あの『マスカレード・コンフィデンス』の作者さんが書くラブコメが如何なるものか予想がつかなかったが、やはり普通のラブコメに非ず。普段のスン…とした黒乃と、時間停止中の好意暴走がちな黒乃の落差が可笑しい。甲斐が量産型重め前髪黒髪男子じゃないのも良い。弓道の描写にリアリティがあり好き(作者さん多分経験者よね)。甲斐と黒乃だけでは停滞していただろう関係が、自己肯定感が高く積極的な甘風炉に刺激され巻き込まれることで、どんどん前に進み展開していく。気になる幕切れだったので次巻も読みたい。星:4.5/5

2025/02/14

[れっちん]

うーーーーん、これ続刊絶対必須 正直この巻だけじゃもったい無い！ ちょいちょい突っ込む小ネタに笑う。1Pのウォーター（以下略）からぶっ込んできた。 小ネタだけじゃなく、とにかくキャラが魅力的、メインヒロインのは言うに及ばず、親友キャラ？美少女サブヒロイン、そしてなんと言ってもツンデレ妹最強説 メインヒロイン黒乃詩亜、クール、時間止める、デレる、可愛い、ニヤニヤ。。。あれ？次は？ でも、これ続刊前提だから、伏線ですよね。 山越えた。さてこれからどうなるか。

2025/02/03

[真白優樹]

秘密警察組織の最強エージェントの少女が、大好きな少年相手に時を止めてデレまくる物語。―――停止した世界で思いを告げて、その裏にある思いはもだもだと。　少女も少年も訳あり、意外と重めな世界観の中で恋をするお話であり、素直になれない可愛さあふれる、心悶えそうになる物語である。何もまだ解決したわけじゃないし、隠した秘密は明かせずに。それでも恋をする、その先に待つのはどんな話か。停止した世界でしか言えぬ思いは、いつか時が動いている世界でも言う事は出来るのだろうか。 次巻も須らく期待であるべし。

2025/01/24