- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > MF文庫J
出版社内容情報
幻影との戦いを終え、超越した感覚を手に入れた私・幽鬼は、その力によって、あるときは海戦のゲームを、またあるときはお化け屋敷のゲームを、またまたあるときは地雷原のゲームを悠々とこなし、平穏なプレイヤー生活を送る。
しかし――波乱の絶えない宿命に生まれついたのか、外の世界に目を向ける余裕ができたからか――ゲーム外にてトラブルが多発する。
ときに殺し屋の少女から訪問を受け、ときに私の住むアパートの隣人が誘拐され、ときに不良グループの抗争に巻き込まれる。
こうした全部を乗り越えて、平穏な生活を守り切ることができるか――?
死亡遊戯で飯を食いつつ、私は今日も生きていく。
内容説明
幻影との戦いを終え、超越した感覚を手に入れた私・幽鬼は、その力によって、あるときは海戦のゲームを、またあるときはお化け屋敷のゲームを、またまたあるときは地雷原のゲームを悠々とこなし、平穏なプレイヤー生活を送る。しかし―波乱の絶えない宿命に生まれついたのか、外の世界に目を向ける余裕ができたからか―ゲーム外にてトラブルが多発する。ときに殺し屋の少女から訪問を受け、ときに私の住むアパートの隣人が誘拐され、ときに不良グループの抗争に巻き込まれる。こうした全部を乗り越えて、平穏な生活を守り切ることができるか―?死亡遊戯で飯を食いつつ、私は今日も生きていく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪紫
47
電子書籍にて読了。このたびデスゲームは合間に回し、幽鬼とその周りの(非)日常回。・・・デスゲームなくても治安悪いんですけどこの世界。あちらにとっては死亡遊戯でも幽鬼にとっては単なる遊戯でしかない。ある意味女性限定デスゲームが裏で広まるのも・・・いや、わかりたくないです(しかもかなりの数間接的に運営関与してるし)。2025/02/07
よっち
37
幻影との戦いを終え、超越した感覚を手に入れた幽鬼。外の世界に目を向ける余裕ができたからか、今度はゲーム外でトラブルが多発する第7弾。時に殺し屋の少女から訪問を受け、住むアパートの隣人が誘拐され、不良グループの抗争に巻き込まれて、住んでいるトチノキ荘の住人たちや、夜間学校の同級生との関係性が浮き彫りになってゆく幽鬼。合間に海戦たお化け屋敷、地雷原といったゲームをこなしつつ、今回はゲーム外の話がメインでリアルな世界での幽鬼の様子が伺えましたけど、かえってゲーム内がいかに過酷な環境なのかを思い知らされました…。2024/10/15
真白優樹
15
超越した感覚を手に入れた幽鬼が次々ゲームをクリアする中、アパートの住人、茜の繋がりから地元不良グループの内紛に巻き込まれる今巻。―――それぞれの思い、見ているものが違うなら。 遊戯攻略は小休止、学校以外の日常に視点を向け割と終わり気味な日常を描く中、ゲームの深奥に少しずつ近づき始めていく巻である。 目的に少しずつ迫る中、住人たちの繋がりから見えてくるのは遊戯の運営、その深奥。 目標が近づきつつあるその先に、描き始めていくその観点。果たしてその先に隠されているのは何なのか。 次巻も勿論楽しみである。2024/09/29
椎名
12
今回は完全にゲーム外のお話。前回がかなり濃厚だっただけに日常回感がある。いや、決してまともな日常ではないはずなんですが……。アニメ化が決まっていることもあり、完全にゾーンに入っている幽鬼がただ上手くいくだけの物語ではない大きなゲームが展開されていくのかな……と今後の予想を立てている。最近はどんどん現実世界とゲーム世界のキャラの関係性や立場というものも繋がってきているので、今回活躍したアパートの住民たちも今後のために登場させたというのはありそう。2024/09/30
とってぃー
11
ゲーム外で抗争に巻き込まれる本巻。幽鬼が住むトチノキ荘の住人は癖強で、彼女らがいればお話が深められそう。抗争はゲームで培った力で対処していく様に圧倒されました。ゲームの真相も現実の物語と共に少しずつ明らかになっていいですね。2024/09/28