出版社内容情報
恋人のヴィンセントと共に謎の死を遂げ、自分だけが記憶を持ったまま死に戻ったオリアナ。
記憶のないヴィンセントの傍にいるため、彼を好きな気持ちを抑え、「友達」として守ることを決意する。
一方ヴィンセントは、オリアナに惹かれながらも“前の人生の自分・ヴィンス”を想っているオリアナを、素直に受け入れられないでいた。
そんななか、舞踏会のペアを決める日が近づき……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MATSU
27
もうみんな可愛い過ぎですね。実は今回再読なんです。1度目で感想の整理がつかなくて…でも今回も良すぎて言葉に出来ないですね。みんな幸せになって欲しいな2024/04/27
わたー
22
★★★★★毎回毎回、最高値を悠々と超えてくるんだよなあと。そして、全てのシーンを余すところなく語りたい衝動に駆られているんだが、1つだけ。ヴィンセントの、今時点の彼の精一杯であるお誘いの言葉が、不器用すぎんだろコイツはと愛おしさで胸がいっぱいになった。私の乙女回路がオーバーフローして涙さえ出てきた。また、全編通してミゲルのナイスアシストが光っていたが、あのシーンだけは悪手中の悪手過ぎて、アズラクの気持ちを思うと心が痛い。次巻あたりで回収されそうなので余計に。2024/02/05
薫子
17
ヴィンセントとオリアナの関係性の変化とか10代らしい思い込みからのすれ違いとか、言いたいことは色々あるんだが、、、それより何よりミゲルですよ!!!!なんなの〜彼の抱えている想いとか事情?が〜〜〜!!原作に手を出してしまいそう…2025/01/01
優
10
これは、まだ小説の1巻分ではないのかな??続きが気になりしすぎる!ずーっと、切ないです。2024/07/01
ネロ
9
もう、ずーーーっと切ない。でも幸せ。こんなに世界が美しいのはそれを描く白川さんの技量なんでしょうが、オリアナが毎日を必死に、大切に生きているんだなぁというのが伝わってきて、本当に泣けます。楽しいことがいっぱいの次にはどんな辛いことがあるんだろうと不穏な気配に怯えながら読んでおります。やっぱり原作が読んでみたい…!2024/07/13