出版社内容情報
「お前みたいな醜い女と結婚なんかするもんか!」
幼い頃に婚約者から浴びせられた言葉がトラウマで、
全身“鎧”姿になった令嬢・モアネット。
その傷は深く、年頃になった現在も、人目を避けて森の古城で一人暮らし。
世間からは「重装令嬢」とあだ名され、恋愛とは縁遠い日々を過ごしていた。
そんなある日、トラウマの元凶である元婚約者の王子・アレクシスと
その護衛騎士・パーシヴァルが突然モアネットの元を訪れる。
王子は、自分がモアネットから呪いをかけられていると告げるが、
モアネットにそんな身に覚えはまったくなくて……!?
心は乙女の鉄塊が魅せる、不器用で愛おしいラブコメ・ファンタジー、開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みやしん
4
勿論読者の第三者的視点になるんだけど、怪しむべきはもっと他にいそうで、呪いのせいかもしれないが決定的な判断が鈍い王子のバカさ加減が進行のストレスになっている。ヒロインのキャラ造形や従者の奇行などはとても良い。2024/10/06
まなぴょん
0
婚約者と初顔合わせの日に『醜い』と言われ婚約破棄。令嬢はトラウマから鉄鎧で完全に姿を隠した。人目を避けて古城でひっそりと暮らすモアネットの元に招かざる客が…。モアネットが結構言い返す娘さんでホッとした。根が優しくてお人好し可愛いニャンコ絵が得意。2024/01/21