出版社内容情報
14歳で両親を亡くし、天涯孤独の身となった私。
密やかな皇城の奥庭で園芸係を務めていたら、
そこに現れたのは…皇帝陛下!?
最初は陛下と知らず、乱暴にお花を扱ったから
思わず怒っちゃったけど、陛下はそんな私を
とても気に入ってくれたようで…。
皇宮の舞踏会でダンスの相手に指名され、
「愛している」と告げられた
私はいったいどうすれば…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
SIN EIM
13
【恋とは盲目であるが、愛とは現実との直面である】とは、カルロゼンの幼女戦記で語られた言葉。夢のような展開もあれば、不愉快な現実も描いている。シンデレラストーリーで出産育児まで書ききる作品はあまりないので、楽しめました。中世貴族階級のナチュラルな差別意識と権威主義が禍々しく描かれており、主人公のはっきりした主張が光る作品でした。本物のシンデレラも結婚後の方が苦難が多そうだ。2025/03/18
花桃
7
まさしくタイトル通りのロイヤルシンデレラでした。皇帝陛下の弟君は可愛らしかったです。2022/10/22