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短歌と人生

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046537706
  • NDC分類 911.104
  • Cコード C0095

出版社内容情報

三十一文字の生命たちと歩んだ軌跡。

定年退職後に短歌と出会い、その魅力に引き込まれていった著者。三十一音に描写された情景や作者の思いに心を寄せながら、人生の友として選び抜いた名歌とその歌にまつわる体験を書き綴った味わい深いエッセイ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

105
退職した学校の教員による短歌味わい蘊蓄。よい歌の紹介を自分の人生に惹きつけて説明している。自身の歌の自己解説より他人の歌を鏡に照らした分だけ分かり易くなっているのだろうか。斎藤文「おいとまをいただきますと戸をしめて出てゆくようにはゆかぬなり生は」(ひねくれなゐ)。ひねくれていようが、ひねくれてなかろうが、言葉の方向性は一つでも意味は色々。参考文献有り。それぞれの引用歌集との関係の説明がないのが残念。教員だったのであれば教育に役立つ材料を用意してもらえると嬉しい。整理より内容が大事ということなのだが。2014/10/04

kaguyam

2
後半はひたすら涙目。 生老病死の視点に基づいて選ばれた短歌。殆ど知らない作者の作品だけれども、たくさんの意味と深い余韻を閉じ込めた三十一文字は重い。 人生経験の浅さ故に分からないことも勿論あるんだろうなぁ。年を重ねたい。2014/06/26

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