内容説明
金石剛。強そうな名前だけど気が弱いんだ。趣味は石集め。ぼくたちのパワーストーンを探す冒険がはじまる!
著者等紹介
風野潮[カゼノウシオ]
桃山学院大学社会学部卒。1997年『ビート・キッズ』で講談社児童文学新人賞を受賞。同作品にて翌年、野間児童文芸新人賞、椋鳩十児童文学賞を受賞。プレアデス同人。大阪府箕面市在住
よこやまようへい[ヨコヤマヨウヘイ]
横山陽平。1984年生まれ。大阪芸術大学芸術学部美術学科卒。2008年よりフリーのイラストレーターとして活動。商品ロゴ、企業ロゴ、CDジャケット用イラストなど多数手掛ける。大阪府箕面市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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カヤ
2
石探し。宮沢賢治をやった学年にもおすすめしたい。2016/11/25
APO
1
子供が宝石が好きなので、図書館で借りて親子で読んでみた。大好きなものがあると前向きに頑張れるよなぁって思えた。2019/06/04
kaolu
1
なにか夢中になれることがあるっていいな。石集めが趣味の気弱で引っ込み思案な剛が、石を通じて友だちと交流を持てるようになっていく。身の回りにいろんな石が存在していて、それを知ることの楽しさ、わくわくが伝わってくる、いい本。鉱物好きには読んでもらいたい児童書だな。2018/11/07
Kazumi Miyake
1
図書館本。ご縁あってフォローしている作家さんのおひとりの作品。普段読んでいる系統とは全く別の系統の本だったので思わずリクエスト。石集めの好きな少年と、転校生の少女がきっかけでクラスに起こる石ブーム。何てことのない日常の一場面に、石英や桜石が登場してハッとさせられる。あずりちゃんが元気でかわいい。主人公なのに剛くん影薄い。登場する子供たちのドラマをもっと掘り下げて読みたいと思った。2015/06/20
しんちゃん
1
主人公は小学五年生の金石剛。趣味は石集め。剛の赤い石の名前はジャスパー。鉱物に詳しい転校生の丹羽さんに教えてもらった。さらにジャスパーを見つけた河原に案内してほしいとお願いされた。集まったのは、丹羽さん、小林一郎くん、秋山ルリさん。みんなで拾い集めた石を持って帰るころには、いつのまにか剛、あずり、一郎、ルリと、下の名前で呼び合う友達になっていた。それと共に、石探しはクラスのブームになって。登場する子どもたちがひと昔まえの子どもタイプで、児童書らしい児童書かなと思う。2010/10/31
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