少年兵はなぜ故郷に火を放ったのか―沖縄護郷隊の戦い

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少年兵はなぜ故郷に火を放ったのか―沖縄護郷隊の戦い

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  • サイズ B6判/ページ数 218p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046533432
  • NDC分類 916
  • Cコード C0031

出版社内容情報

第2次大戦末期、沖縄北部地上戦を戦った知られざる少年秘密部隊、護郷隊。陸軍中野学校出身者の指揮の下、米軍侵攻を撹乱するため生まれ育った村を焼き払い、学校を破壊した少年兵たちの胸に去来した悲しみを描く。

内容説明

第2次大戦末期、沖縄に創設された大本営直轄の秘密部隊、護郷隊。この部隊には15~18歳の少年たち約1,000名が召集された。陸軍中野学校出身者の指揮のもと、ゲリラ戦に従事し、敵を撹乱するために生まれ育った村を焼き払い、学校を破壊した少年兵たち―。彼らの胸に去来した思いを伝える。

目次

郷土の戦士
決戦、前夜
過酷な訓練の日々
米軍、上陸
初めての斥候
故郷に火を放つ
「これが戦争なんだ」
特攻隊員たち
多野岳、陥落
クリ舟の決死隊、首里へ
死の強行軍からの生還
「故郷がなくなっていく…」
少年と戦争
総攻撃の日

著者等紹介

宮本雅史[ミヤモトマサフミ]
1953年、和歌山県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、産経新聞社入社。1990年、ハーバード大学国際問題研究所に訪問研究員として留学。1993年、ゼネコン汚職事件のスクープで新聞協会賞を受賞。その後、書籍編集者、ジャーナリスト、産経新聞社那覇支局長を経て、現在、産経新聞東京本社編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takam

19
今の自分よりも半分程度しか生きていない少年たちが国や故郷を守るために銃や竹やりを持って戦った。物量でけた違いに不利である中、自分たちの故郷を信じて戦った姿は現代を生きる我々の想像を絶する。少年らしさは最初には感じたが、戦争を通じて大人になっていく姿は複雑である。現代人と当時の人たちでは生きる規範も使命感も何もかも違い、敗戦を間に断絶を感じる。ただ、私はないものねだりだからか、戦前の人たちに憧れを感じてしまう。2020/08/04

活字スキー

19
護郷隊の事もこの本の存在も知らなかったのだが、たまたま立ち寄った書店で吸い寄せられるように目に止まった。映画『スターリングラード』では前線に送られる新兵に銃が二人につき一丁しか支給されなかったのに対し、沖縄ではそれより遥かに劣悪な条件の下、十代半ばの少年たちがただ故郷を守りたい一心でゲリラ活動に身を捧げたが、当然、まともな成果などあがるはずもなかった。「故郷を戦場にしてはいけない」……もっともだ。では、外国(敵地)なら存分に暴れてよいという話でもないだろう。2015/09/01

shiori

11
戦後70年の節目の年にと思い手に取りました。米軍が沖縄に上陸し、まだまだ幼い少年達が日本の為に戦った。自分の故郷に火を放つ葛藤のその気持ち。父が米軍に射殺され、戦争を憎むより父の復讐に燃える気持ち。今の平和な私達には到底知ることが出来ない。戦争とは心も壊すと感じると同時に、他には選択肢はない。赤子を背負い少年兵と悟られないようにしたり、読んでいて胸がつぶれる思いだった。護郷隊に召集が来た時は日本の為、沖縄の為に戦えると誇らしかったのだと思う。たくさんの尊い命が亡くなった。決して忘れてはいけない。2015/08/10

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