出版社内容情報
信夫の最後の弟子が後世に残す
折口信夫のエッセンス
はじめての
ここにしかいない折口信夫
▼折口信夫の最後の弟子、岡野弘彦氏が編む、折口学を後世に残すためのアンソロジー。
最終巻では、『精選 折口信夫』の巻立てにそうように、写真・図・直筆の書画等で折口の幼年時からの足跡を辿りなおす。
また、折口の作成した「日本文学系図」を付し、一目瞭然に理解できるようにした。
さらに、折口の主な採訪旅行を年譜に表し、第一回沖縄採訪旅行(大正十年)と第二回沖縄採訪旅行(大正十二年)、昭和十年から十一年にかけての第三回沖縄採訪旅行で折口自身やその一行が記録した貴重な写真・絵葉書・図等、信州雪祭りや奥三河花祭りなどの写真を収録する。
内容説明
『精選折口信夫』の巻立てにそうように、写真・図・直筆の書画等で折口の幼年時からの足跡を辿りなおす。また、折口の作成した「日本文学系図」を付し、一目瞭然に理解できるようにした。さらに、折口の主な採訪旅行を年譜に表し、第一回沖縄採訪旅行(大正十年)と第二回沖縄採訪旅行(大正十二年)、昭和十年から十一年にかけての第三回沖縄採訪旅行で折口自身やその一行が記録した貴重な写真・絵葉書・図等、信州雪祭りや奥三河花祭りなどの写真を収録する。巻末には、略年譜と主要著書目録等を付す。
目次
第1章 わが子・我が母(随想ほか・迢空詩編)
第2章 水の女(異郷論・祭祀論)
第3章 日本の創意(文学発生論・物語史論)
第4章 短歌本質成立の時代(短歌史論・迢空短歌編)
第5章 翁の発生(芸能史論)
第6章 師・友・弟子との交遊、晩年
著者等紹介
折口信夫[オリクチシノブ]
1887年‐1953年。歌人・詩人、国文学・民俗学・芸能史・宗教学者。筆名・釈迢空。大阪府木津村生れ。國學院大學卒業。國學院大學教授、および慶應義塾大学教授。1953年9月3日逝去(66歳)
岡野弘彦[オカノヒロヒコ]
1924年、三重県生れ。歌人。日本芸術院会員、文化功労者、國學院大學名誉教授。國學院大學国文科卒業。昭和22年から28年9月の逝去まで、折口信夫と生活を共にして世話をする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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