ありがとうは僕の耳にこだまする

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  • サイズ B6判/ページ数 202p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784046533289
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0092

内容説明

『自閉症の僕が跳びはねる理由』が20か国以上でベストセラーに。会話のできない著者がつづった10年分の、ありのままの心の詩。

目次

光の中へ
この桜の木の下で
クリオネ
しずくが僕を包む時
晴れの日
次の一歩
僕らの夢
争う
立派な話
しっかり〔ほか〕

著者等紹介

東田直樹[ヒガシダナオキ]
1992年8月生まれ。千葉県出身。会話のできない重度の自閉症でありながら、パソコンおよび文字盤ポインティングにより、援助なしでのコミュニケーションが可能。小学校6年生から中学3年生まで養護学校で学んだ後、2011年3月アットマーク国際高等学校(通信制)卒業。第4回・第5回「グリム童話賞」中学生以下の部大賞受賞をはじめ、受賞歴多数。13歳のときに執筆した『自閉症の僕が跳びはねる理由』(エスコアール)で、世界的ベストセラーとなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よんよん

35
テレビの特集で紹介されているのを見なかったら知らなかった。すごいとも哀しいともかわいそうとも違う、ただひたすら知らなかったその心の中をちょっぴりのぞいて見た、そんな感じ。「花が花であるように 僕は人でありたい」言葉がコミュニケーションのツールでないという東田さんの言葉を味わおう。2014/12/10

梅ちゃん

30
テレビで東田直樹さんのことをとりあげていたのを見て、彼のことを知った。会話のできない重度の自閉症の彼が、どのような言葉を紡ぐのか興味があって読みました。「自分の知らないことは みんなも知らないと思うのは 自分勝手な人/みんな知っているのかなぁと心配するのが やさしい人」(やさしい人より) 『自閉症の僕が跳び跳ねる理由』も読んでみたい。2015/01/11

なるみ(旧Narumi)

28
「会話のできない重度の自閉症でありながら、パソコン及び文字盤ポインティングによりコミュニケーションが可能」との東田直樹さん(本書著者紹介抜粋)。とてもすてきな詩集でした。特に印象に残った詩を一部書き写します。「『しっかり』前を向いてさえいれば 明日という日は やってくる しっかり生きていれば 今が どん底でないことは あなたにも わかるだろう」がつんと心に響く、きらきらした詩集でした。2015/02/19

ぱお

25
「やさしい人」がしみてきました。2015/01/12

saga

23
重度自閉症の方が書かれた詩です。あたたかな言葉に私も温かい気持ちになります。そんな中、著者の生きていく困難さと生きたいとの思いも伝わってきました。2015/01/18

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