内容説明
現代詩・短歌・川柳など、俳句以外のジャンルとの関係。俳句が日本文化に果たしてきた豊かな役割。俳句の季題・季語が日本人の季節感に与えた影響。太陽暦によって俳句はどのような問題を抱えたか。国際化する社会における俳句の未来はどうなるか。俳句に著作権はあるか。など、俳句の豊かな未来を考える。
目次
1 他ジャンル文芸との交響(現代詩と俳句;短歌と俳句―俳句らしさを考える ほか)
2 様々な俳句文化(日本文化における「付合」の意義―あしらいの心;「見立て」「やつし」という方法 ほか)
3 季節という枠組み(季寄・歳時記という書物;明治歳時記―太陽暦受容の問題点 ほか)
4 媒体と場(俳句ジャーナリズム;句集 ほか)
5 時代・社会と未来・現代(新派・新傾向・自由律・新興・前衛;時事・社会性・風土 ほか)
-
- 和書
- 清輔本古今和歌集