日本を疑うニュースの論点

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日本を疑うニュースの論点

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  • サイズ B6判/ページ数 195p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046532831
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0031

出版社内容情報

アベノミクスの行方、TPPの本性、日米同盟の呪縛、沖縄独立論――。今、何が起きているのか。情報分析のエキスパートが、メディアが流す情報を「疑う」ことから真相に斬り込み、日本の選ぶべき道を照らす。

内容説明

情報分析のエキスパートが、「強い政治」の幻想を曝く!安倍外交の大いなる誤算から沖縄独立論、米中接近の真相まで、政治とメディアの欺瞞を斬る。見せかけの「強い政治」に騙されるな!

目次

第1章 日本政治の真実はなぜ隠されるのか(大手メディアによる情報操作;安倍政権が加速させる対米従属外交 ほか)
第2章 沖縄が「日本」を捨てる日?(「沖縄独立論」のリアリティ;地元メディアはなぜ独立を保てるのか ほか)
第3章 安倍政権の背後に見えるアメリカの影(アベノミクスの裏側で何が進行しているのか;首相の1月訪米はなぜ延期されたか ほか)
第4章 米中外交、距離を縮める2つの大国(アメリカが戦争をやめられない理由;「リベラルなオバマ大統領」のもうひとつの顔 ほか)
第5章 ニュースを疑う、情報を見抜く(権力とメディアを正しく疑っているか;福島メルトダウン、本当の原因は? ほか)

著者等紹介

孫崎享[マゴサキウケル]
1943年、旧満州国生まれ。66年、東京大学法学部を中退し外務省に入省。英米やソ連、イラク、カナダ駐在ののち、駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使を歴任。防衛大学校教授を経て2009年に定年退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ほじゅどー

12
★★★この本は前回2013年の参院選直前に書かれたものだが、奇しくも来月は2016参院選。いま、新聞やテレビなど大手メディアの報道を「疑う力」はより一層必要になっていると思う。今回、安倍政権は消費税増税を延期し選挙に臨む。アベノミクスの評価も重要だが、他にも議論すべきテーマは多い。少子高齢化問題、原発再稼働、憲法改正はこの先の日本人の暮らしを大きく変えてしまえないテーマなのにもかかわらずマスコミ報道には偏りがある。2016/06/17

トラッキー

4
最近テレビを買ってニュースを見るようになった。どの放送局か見分けがつかないくらい取り上げる事象も報道の仕方も同じ。こんな恐ろしいことはない。唯一の真実なんてものはニュースにはないんだけど、全くのデタラメでもこれだけ繰り返されるとホントかと思う人が出てくる。たまには孫崎さんの本を読んでニュースを疑う能力を身に付けないと。2015/11/10

yutaka

2
遅読の私でも、比較的サクサク読めた。ものの見方、思考手順は参考になる。内容の正否についても、外交官として、長い実際の現場経験と豊富な知識から考えれば、多分、正しいのではないかな!2014/08/24

元気ハイター

2
対米従属外交が続く日本を危惧し、マスメディアや政府の言うことを鵜呑みにしないよう繰り返し読者に訴えている。筆者の主張には説得力があり、これからの日本の歩みを真剣に考えようと思った。ただ、個々の項目では満足出来たものの、全体を通しての主張がハッキリしない感がある。もう少し踏み込んで欲しかった。筆者は知らない国民にも責任があること、若者に大きな期待を寄せていることを記述している。この本で養った批判精神を元に、この本も含め様々なものを疑う癖をつけていきたい。『権利の上に眠るものは保護に値せず』肝に銘じたい。2014/03/11

snakedoctorK

1
大手マスコミの報道を鵜呑みにはできないよね。 福島原発事件でみな気づいてるよね。2014/10/19

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