内容説明
お参りをしたいと思う気持ちの底を覗いてみると、日本人の生活や心が浮かんでみえる気がします―粋にこだわり縁起をかつぐ、現代の浮世絵師みはし・まり初の書下ろしエッセイ。
目次
北斎の江戸、今の江戸(子供時代;わが師、葛飾北斎;東京の江戸風景 ほか)
浮世絵師の一日(暮らしの中に陰陽五行が生きている;一日の決まりごと;朝の参拝 ほか)
奉納の日々(神社に画を納める;きっかけは、豊川稲荷;大宮八幡宮 ほか)
著者等紹介
みはしまり[ミハシマリ]
東京小石川生まれ。上智短期大学卒業後に大手自動車メーカーに勤務するも、幼い頃からの夢を諦めきれず絵師を志す。1993年スペイン美術賞入選、1995年北京美術賞入選など海外で評価が高まる一方、国内では、全国12の神社等に浮世絵を奉納する「八百万神奉納計画」に取り組む。江戸の伝統を受け継ぎつつ、“今”を描き出す、一本の絵筆で国や時代を繋ぐ、現代の浮世絵師
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