出版社内容情報
20世紀を代表する建築家ル・コルビュジェを批判する立場、ポスト・モダニストとして自らの建築手法を築き上げてきた著者・渡辺豊和が独自の視点から模索する21世紀における建築と都市のあるべき姿。
内容説明
20世紀を代表する建築家ル・コルビュジェを批判することから、ポスト・モダニストとして自らの建築作法を築き上げてきた著者が、独自の視点で、さまざまな顔を持つ建築のあり方を問い直し、自分自身の空間表現を披瀝する。そして、21世紀における建築、さらには都市のあるべき姿を模索する。
目次
第1章 コルビュジェ+アアルト
第2章 アヴァンギャルドの証明
第3章 欲望と秩序―スカイスクレーパー
第4章 冷たい壁と熱い壁―美術館・博物館
第5章 オープンシステムとクローズドシステム―学校・図書館・庁舎など公共建築
第6章 聖と俗―宗教建築と商業建築
第7章 バリアフリー他者との共存―劇場・運動競技場
第8章 都市の行方―それぞれの都市像