目次
超高層の窓
千年
楼門
一昨昨日
星雨
時代
若冲の鶏
ずつと昔から
スラッシュ
はじめての雪
好物
風味絶佳
靴ぬぎすてて
うつくしい鯉
舟とほざかる
海を見てから
赤い山椿の木
汚れた仔猫
翻筋斗を打つ
月の風呂敷
靴ずれの足
異人
約束の時間
感嘆詞
まやかし
名さへ覚えず
金のまなこ
水を蹴る
ほくそゑむ
ねほりはほり
子規の絵
戦後六十年
遺存種
にぎはしく
西国街道
三ノ宮 東門筋
風の日
雨の線
著者等紹介
西海隆子[ニシウミタカコ]
1941年、兵庫県明石市生れ。1960年、兵庫県立明石南高等学校卒業。1962年、西宮市武庫川女子短期大学国文科卒業。1965年、芦屋・田中千代服飾学園卒業。1983年、神戸朝日カルチャーセンターアンソロジー『磧』に参加。1986年、「わが海図」30首、第29回短歌研究新人賞最終選考上位通過。1989年、第一歌集『胎生の海』上梓。結社誌「形成」に入会(第二同人に伯母、浜井はる子在籍)。1993年、「眩」創刊(代表米口實)に参加、編集に従事。「形成」解散。1994年、「わたつみの底のいろくづ」20首、兵庫県歌人クラブ新人賞受賞。1995年、「夢のなかにも眠る」30首、歌壇賞候補。1997年、第二歌集『魚来住』でながらみ書房出版賞次席。1997年、「私が鳥だつたころ」50首、第43回角川短歌賞候補。1998年、兵庫県芸術文化団体「半どんの会」文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 洋書
- BOUDDHA