うつぼ舟〈3〉世阿弥の神秘

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うつぼ舟〈3〉世阿弥の神秘

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  • サイズ B6判/ページ数 320p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784046211934
  • NDC分類 773
  • Cコード C0095

内容説明

世阿弥の神秘の扉を啓く。草木国土悉皆成仏。鴬も蛙も、桜も歌をうたう。風の音も歌。雨の音も歌。石も、日月さえも歌を詠む。歌とは神仏への祈りの言葉。梅原猛が世阿弥の能に、心優しい日本の原思想を発見。

目次

1 世阿弥前章(「通盛」―入水の美学;「鵜飼」―殺生、悪と救済;「阿漕」「善知鳥」―殺生人の地獄 ほか)
2 世阿弥と天台本覚思想(「高砂」―住吉明神という“神”;「西行桜」―桜の精の語り;「当麻」―継子譚・阿弥陀・曼荼羅 ほか)
3 世阿弥の修羅(「実盛」―虫になったサネモリさん;「頼政」―老の花;「清経」―髪と神のものがたり ほか)

著者等紹介

梅原猛[ウメハラタケシ]
哲学者。大正14年(1925)、宮城県に生まれる。生まれてすぐに愛知県知多半島の内海の名士で、梅原一族の頭領である伯父夫婦の養子となり、京都大学入学まで海と山に囲まれて過ごす。哲学から仏教の研究に入り、その間に『隠された十字架』(1972)、『水底の歌』(1973)を執筆。その後、縄文・アイヌを研究。「梅原日本学」を確立。現在、「梅原学」確立のため、中世の文学・芸能としての「能」の研究に入る。国際日本文化研究センター初代所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

zag2

20
世阿弥についてあらためて考えてみたいと思い立ち、図書館本を物色中。やや速読モードで読んでますが、梅原さんの視点が面白いので、ついつい曲の解説の方に入り込んでしまい、たいして速読になってません。2021/06/13

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