内容説明
40歳で失明、1日3キロ、1年300日、白杖ついて、京都の街をてくてく歩く。
目次
第1章 「見えなくなる」ってどんなこと?
第2章 「見えない」の現実
第3章 僕らの目の代わりに
第4章 ああ、職業選択の不自由
第5章 一期一会の折ふしに
第6章 信じ、信じられる社会
著者等紹介
松永信也[マツナガノブヤ]
1957年、鹿児島県阿久根市に生まれる。阿久根小学校、阿久根中学校、川内高等学校を経て、1980年、佛教大学社会福祉学科卒業。1996年、16年間勤務した児童福祉施設を退職。京都ライトハウスで視覚障害の生活訓練を受ける。現在、京都福祉専門学校、京都YMCA国際福祉専門学校、長尾谷高等学校などで、特別講師、非常勤講師を務めるほか、学校、企業、自治体、サークルなどの依頼に応じて講演活動を行う。(社)京都府視覚障害者協会理事、京都市身体障害者相談員、京都市社会福祉審議会委員も兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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樹999
1
見えない世界なんて自分には考えられない。一気に見えなくなるのではなく、筆者のように徐々に見えなくなっていくのは怖いだろうなぁ…。こういう本で知らなかった世界を知ることで、少しでも優しく、そして「普通」であることに感謝できる人間になりたい。2010/10/28
あこぶ~
0
『風になってください』を読むよりうんと前に、同行援護に関わるようになったころ真っ先に読んだ本・・・と思ってたのは、よく似たタイトルの別著者のものでした(^^; あぁ、なんてオバカな私(笑) コレちゃんと読んでたら松永氏の講習でもっとマトモな発言ができたのになぁ。でも指導者になって初めての講習(のリハーサル)で話題にさせていただいた『不良少年』や、診察券の話、ピンク色が好きな女性のこと、など『風になってください』でお気に入りの章が紹介されていて嬉しかった。って松永氏にメールしよう♪2017/04/18
静ごぜん
0
ちょっと知ることが出来たから、自分にも何か出来ることがあるかもと気づけた。もっと知りたい。2017/02/03
sonsan
0
面白い話はなかった。3点2014/07/13
ここパパ
0
盲目者の心情や日々の生活での不自由など、今まで知らなかったことがよくわかった。 著者は途中盲目であるが、本当に力強く生きている。 詩も感動した。2013/10/26