内容説明
運命のこの日を、僕は一生忘れない!湘南からハワイへ―愛する人に逢うため、少年は旅立った!映画「キャッチ ア ウェーブ」続編。
著者等紹介
豊田和真[トヨダカズマ]
1988年、東京生まれ。現在高等学校在学中。高校1年のとき、初めての小説『キャッチ ア ウェーブ』を角川学芸出版から刊行。映画化され、脚本も担当する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
調“本”薬局問悶堂
1
続編は1作目には勝てないって本当だ。 『Catch~』はつたないながら、16歳の男の子の“今これを書きたい!!”が伝わって好感が持てたけど、今回は“感動的で上手な(洒落た)文章を書こう”という感じに伝わってしまって、切なく綺麗でありきたりな小説になってしまったように見えた。もうしばらくリアルな青春で書いてほしかった。 でも、サーフィンがすごく好きなこと、ハワイの匂いや風は伝わってきた。 爽やかな文章。磨いて素敵な小説をたくさん書いてほしい。流行や出版社の思惑に惑わされず。 《2020年5月 登録》2006/06/10
tak
0
映画化もされた、キャッチ・ア・ウェーブ、の続編。よく言えば淡々とした文書で読みやすかったが、すごく、薄っぺらい感がするのは否めない。小説と言うより、日記を読んでいるかのようだった。海好き、サーフィン好き、ハワイ好き出ないと耐えられないかな。絶版本で文庫化もされておらず、古本1円で購入しました。2016/08/21