イシナガキクエを探しています

電子版価格
¥1,650
  • 電子版あり

イシナガキクエを探しています

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 46判/ページ数 144p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046075598
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

2024年4月から5月にテレビ東京で放送されたモキュメンタリー番組『イシナガキクエを探しています』。放送中に案内される問い合わせ窓口の電話番号が実在するなどリアリティを追求した結果、ネット上では番組内容が事実だと誤認する人や考察する人、「不気味」「怖い」などの声が続出し、一時Xでは日本トレンド1位になる騒ぎになりました。

書籍では放送の舞台裏を知った人物による視点で描かれた書き下ろしの内容とともに、未公開の音声や資料を収録。さらに物語の最後には「イシナガキクエ」に関する特別な映像も用意しております。番組を知らない初めての方でも読める内容となっておりますので、ぜひ本作をお楽しみください。

<あらすじ>
長年にわたり「イシナガキクエ」という女性を探してきた米原実次は、テレビ東京に協力を依頼するも2024年2月に死亡。彼の遺志を継いで公開捜査番組が放送された。全3回放送されたこの番組は、深夜帯にも関わらず大きな反響を呼び、番組に届いた情報は8,000件に及んだ。一方でこの番組は、多くの疑問を残しながらも、非常に中途半端な状態で最終回を迎えることになったため、視聴者の間では大きな物議を醸すこととなった。あの終わり方ではそれも致し方ないとはいえるが、少なくとも番組のスタッフたちは、本当にこれで良いのかと、逡巡し、葛藤していたことを知ってほしい。若くして逝った妹の遺志は継いでやりたかった。私はそのために筆をとったのだから。


【目次】

内容説明

日本中を震撼させた異色モキュメンタリー番組。失踪した女性を探し続けた本当の理由は―?放送後に判明した衝撃の事実。

目次

プロローグ ―麻山実智子と妹の思い出へ捧ぐ―
第1章 第1回放送 2024年4月29日深夜0時30分
第2章 第2回放送 2024年5月10日深夜1時53分
第3章 第3回放送 2024年5月17日深夜1時53分
第4章 未放送映像―封印された最終回―
第5章 米原実次―名付けられぬ想い―
エピローグ ―イシナガキクエにご注意ください―

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

📖®🍵

2
怖すぎる。怖い。捜索番組を観た上で、更に本書を読むことによって完成する作品。モキュメンタリーだとは分かっていても、番組を観ていても、とてつもなく怖い。ぜひ読んでほしい。 --イシナガキクエにご注意ください。2025/07/22

優先エリア

2
謎番組の補完をしてくれる書籍。前半は番組内容紹介。でも活字で読んだ方が怖かった気がする。後半に色々、新しい事実とか裏話とか。個人的に物足りなかったけど、筋は通せていると思う。こういうことができるなら、祓除もやってほしい2025/07/21

犬頭

2
皆口さんの携わるモキュメンタリーホラーが本当に好きだ。リアリティの出し方が本当に素晴らしく、この事件本当にないよな??と不安にさせる演出が随所にあり非常に楽しめた。2025/07/18

Ayato Yano

0
★3.5 副読本なんで映像みてからがオススメ2025/08/11

有智 麻耶

0
わたしがモキュメンタリーホラーに関心をもったきっかけは、YouTubeに投稿されたこの番組を観たことだった。今回、音声と映像を増補しての書籍化ということで(はやくも)懐かしさを感じながら読んだ。当時の考察では、三面鏡への注目がおおかったような気がするが、公式としては、怪異の発端はイシナガキクエそのものにあるということで、二人の仲睦まじい写真はとくに儀式的な意味をもたないらしかった。拡散する怪異というのは『リング』以来のJホラーの文脈を汲んでいるんだなと、いまさらながら思った。2025/07/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22708156
  • ご注意事項

最近チェックした商品