内容説明
ジャックとアニーは、アメリカ・ペンシルベニア州に住む、なかよしきょうだい。ある日、ふたりは、森の大きなカシの木の上に、ふしぎなツリーハウスを見つける。中で本を見ていると、とつぜんツリーハウスがまわりだし、本のなかの世界へ行ってしまう。ついたところは、恐竜の時代。本物の恐竜たちと、なかよくなったり、追いかけられたり。ハラハラどきどきの大冒険がはじまった。はたして、ふたりは、ぶじに帰れるのか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
89
図書館本 恐竜の巣に接近したら親恐竜が…(汗)。卵を抱いたキジに追いかけられたという母方の祖母の話を思い出します。恐竜は絶滅してしまったので正確な情報は確かめることはできませんがやはり威嚇はシャー!なのでしょうか?白鳥なんかもシャーと威嚇するようなので。2019/06/01
chiaki
33
『小学生が大好きになる楽しい子どもの本ベスト200』にも掲載の本書。自館でも人気のシリーズものなだけあって、テンポよく読みやすい。森の中にある不思議なツリーハウスを見つけた仲良し兄妹。ハウスの中には、たくさんの本!本を開いて強く願うとその世界へ入ってしまう。本書では2冊の本の世界、恐竜時代と、騎士が行き交う中世のお城へと迷い込む。2つの世界から残されるMのなぞ。うん、確かに続きが気になるシリーズだ~!本が苦手な子にもおすすめ♪2020/05/06
蛇の婿
22
児童文学のお手本みたいな本。なるほどなぁ。基本『XXに会いたい』のXXは頼もしき味方となるのだな。歴史をなぞって続巻のエピソードが進むのも良き。こう書くのか。素晴らしい。2025/02/12
那由多
20
人気がある児童文学と聞いていたので、以前から気になっていた。本の世界に行けちゃう、不思議なツリーハウス。恐竜のいる時代と、中世のお城へ行く二話が収録。妹の行動力凄すぎる。アニー、恐ろしい子。コインと栞に残された"M"の謎は何だろう。2020/07/26
こゆ
13
小5、一人読み。低学年向けだそうだけど、読書があまり得意ではない息子、小3の時は序盤でギブアップ。2年待ったら読めるようになった。面白かったとのことなので続きを借りてこよう。2024/07/16