出版社内容情報
今まで日本で広く知られてきた「従来の離乳食」は、「子どもの健康を維持し、成長・発達を促すよう支援するとともに、授乳の支援と同様、健やかな母子、親子関係の形成を促し、育児に自信がもてるような支援」のもと、「一人ひとりの子どもの「食べる力」を育む」ことが大きな目的のひとつでした。近年発表されたWHO提唱の「補完食」では赤ちゃんの発達に必要なエネルギーをしっかり摂取させることが大きな目的で、従来の離乳食とは異なりエネルギーや栄養素に重きをおいた食事の与え方を提案しています。本書では従来の離乳食のよいところに加え、それだけでは不足する情報をしっかりと記載し、保護者の手間を減らしながらより簡単に補完食の内容を実践できるようにしています。