出版社内容情報
繊細な人、HSPの人が想像以上に時間を費やしている「悩み時間」の短縮方法を、網羅的に紹介・解説!
精神科医として活躍する著者は、医師であるだけでなく、自身がアスペルガーであり、以前はそのことによる自分の繊細さ・敏感さで大いに苦労していました。しかし今では、すっかり快適に暮らしています。その理由は、さまざまな工夫で「悩み時間を減らす」ことに成功したから。
細かいことまで気が回る分、考えすぎてしまったり。イメージ力が豊かな分、悪い想像がはかどってしまったり。記憶力がいいために、自分の失敗を忘れられなかったり。雨が降るだけで気分が落ちたり。
繊細さや敏感さから発生する悩みの数々は、一つひとつは大したものでなくても、積もり積もると結構な時間を奪われているはず。
集中するまでに時間がかかる/興味のあることを行動に移せない/マルチタスクが苦手/チャンスが巡ってきても悩んでいる間に逃してしまう/人のことで悩みすぎて疲れてしまう/理想が高いのに頑張れない/初対面が苦手/頼むのも苦手、断るのも苦手――等、日常のさまざまな悩みに対応した内容です。
私たちは、悩みのまっただなかにいる時、「この悩みは特殊で、複雑で、解決はとても難しいものだ」と感じがちですが、実は「悩みの種類は3つだけ」と聞いたら驚きませんか?
さらに、「悩む意味のある悩み」と「悩む意味のない悩み」を分類してみたことはあるでしょうか?
ダメ押しで「悩みを効率的に解決するコツ」を知れば、これまで意識せずに膨大な時間をとられていた「悩み時間」を大幅時短できます。
悩み時間を削減して生まれた時間を、あなたの好きなことに使いましょう!
内容説明
あなたの1日の「悩み時間」はどのくらい?どんな悩みも「整理と分析」で短縮可能。「得する悩み」は大切に!生活も仕事も無理なくはかどる!一生使える、考え方と行動のコツ。アスペルガーで繊細なお医者さんも実践する、心地よく暮らす秘訣。
目次
序章 繊細な人はなぜ「悩む」のか(悩みの種類は「三つ」だけ;お金・健康・人間関係―一番解決しやすいのは? ほか)
第1章 「損する悩み」をショートカット(興味のあることを行動に移せない;成功体験以外の方法を避けがち ほか)
第2章 「人間関係の悩み」をショートカット(嫌われるのがイヤ;人を嫌うのも苦手 ほか)
第3章 「生活のジャマになる悩み」をショートカット(人が多い・うるさいのが苦手;眠りが浅い・寝つきが悪い ほか)
第4章 「得する悩み」は大切に(「気が利く」人には、まだ伸びしろがある;人の痛みがわかる性質を最大限に活かすコツ ほか)
著者等紹介
西脇俊二[ニシワキシュンジ]
精神科医。ハタイクリニック院長。弘前大学医学部卒業。自身もアスペルガーであり、その苦労を乗り越えた経験を生かした著作も多い。テレビ出演やドラマ、映画の医療監修でも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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kanabun48
めぐちゃん
シュウヘイ