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内容説明
兄神に命を狙われたオオナムチは、死者の国をおさめるスサノオを訪ねました。そこでスサノオの娘、スセリヒメと恋に落ちます。スサノオはオオナムチを強い男と見こむと、数々の試練を与えます。オオナムチはすべての試練をどうくぐりぬけるのでしょうか―。
著者等紹介
飯野和好[イイノカズヨシ]
1947年、埼玉県秩父生まれ。絵本の読み語り公演で、股旅姿で全国を渡り歩く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雨巫女。@新潮部
14
《本屋》スサノオも、婿殿には、厳しいなあ。2022/04/20
ちみたんママ
8
〈息子喰いつき度〉★★★☆☆〈私気に入り度〉★★★☆☆ シリーズ4冊目。スサノオがお爺ちゃんになってて、しかも死者の国にいる…。地上にいたんじゃなかったっけ???etc、細かい疑問は尽きないがその辺りは省略して絵本にしてるんだろうな。それでも、4冊通して読むとスターウォーズにも似た壮大な時間の流れを感じるから不思議。大国主命はとても有名な神様で島根県に大きな神社があるんだよと、神社好きの6歳息子にはザックリ説明しておきました。2022/08/21
遠い日
8
「飯野和好の日本の神話」シリーズ4。オオナムチが後のオオクニヌシとなるまでの試練の日々を描く。スサノオの娘スセリヒメと恋に落ちたオオナムチ。スセリヒメの助けを借りて、スサノオが繰り出す難題に挑む。どうも他力本願にしか見えないが、神々の世界は人間界よりも柔軟で、何でも来いだ。『古事記』の部分部分をシリーズ仕立てにしているのでじれったいが、次は国作りでしょうか。2022/06/21
りき
3
字が多くて読み聞かせはしたくない (いかに文字数が少なくて面白いか、が私の読み聞かせ基準なので)。w なんか…なんだろ。独特の絵、ありそうでなさそうな話。面白かった。2022/06/07
たくさん
3
スサノオが完全な老後の権力者で人心はオオナムチに集まっている感じがとてもあるのをつt和えようとする話で、完全にオオナムチがよい人の前提で難題をはねつくすという感じ。以前のシリーズに比べるとお話のテーマがわかりやすい。主人公も登場人物も目的がはっきりしている。死の世界が見えてくると盲目になって怖いなあと思います。2022/05/08