元女子、現男子。―忘れたい過去もある。けど、それを含めて僕だと気づいた。

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元女子、現男子。―忘れたい過去もある。けど、それを含めて僕だと気づいた。

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046055750
  • NDC分類 367.9
  • Cコード C0095

出版社内容情報

僕はもともと女性で、今は男性です。
正直、めっちゃ生きるのに悩みが絶えなかった。

自分がどう生きていくのか ずっと悩んでいた。
 
けど、これって僕だからじゃなくて、みんなそうだと思います。
どう生きていくのか?
どんな未来になるのか?
わからなくて、悩んで。

悩むたびに「正解」を探す。
自分は正しいのか?
間違っていないだろうか?

その「正解」は誰が決めたものなのか。それも考えずに、「こうあるべきだ」に囚われ、ただ型に自分をはめてしまっているのではないのか?

この世に生まれて30年。
今、やっと「自分らしく」生きるためのスタートを切れた気がします。

それは「元女子」だと公言し、YouTuberとして発信して、たくさんの人に知ってもらって、見てもらって、「自分は自分のままで生きていいんだ」と思えたからです。

よく、「自分らしさを大切に」「個性を大切に」そんなことを耳にしますよね。
でもさ、「自分らしく」生きるってどういうことなんだろう?

そもそも、「自分らしさ」ってなに?
何を大事にすればいいのか分かんない……僕もそう思うことがありました。
今、何かに悩んでいたり、これから先どうしたいか分からない。

そんな人に、僕がもともと女子に生まれて、男に性転換して、YouTuberとして生きて、どうやって「自分らしさ」を見つけたのか?
どう悩んで、どう向き合ってきたのか?
その考え方を、お伝えしたいと思います。

少しでも、何かのきっかけになれますように。

内容説明

家族だからこそ、目を背けたい事実もあり時に自分でも予想できない誤解を生んでしまう…親に性同一性障害をカミングアウトしたときの僕の覚悟とそれからの物語。

目次

1 「男として生きたい」と母にカミングアウト―女から男に変わることに必死だった(生まれたときは女の子だった;カミングアウトアウトしたはずなのに ほか)
2 性転換する前とした後で―手術した後も自分は自分だった(とにかくお金が必要だ;治療開始! ほか)
3 「男」「女」とカテゴライズされることの違和感―それぞれ「一人の人間」(性別の違和感って何?;人と違うことは恥ずかしいこと? ほか)
4 話すことと自分らしく生きる幸せ―男として駆け抜けた20代(映像を好きになった理由;まさか自分が出る側になるなんて ほか)

著者等紹介

木本奏太かなたいむ。[キモトカナタカナタイム]
1991年生まれ。大阪芸術大学映像学科卒。女性として生まれ、25歳で性別変更、現在は男性として生活。YouTuber、映像クリエイターとしてLGBTQ、耳の聞こえない両親との生活などを発信(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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