出版社内容情報
早稲田大学MBAで行われた非公開講座を書籍で公開!
コロナ禍の2020年にWBS(早稲田大学大学院経営管理研究科)が現役学生と卒業生に向けて非公開連続講座「WBS教授陣の考えるコロナ危機とその後の世界」を行った。
タイトルの通り、WBSの教授陣12名がアフターコロナを見据えて経営戦略、マーケティング、HR(人材戦略)、キャリアといった主テーマについて、
今後どんな変化が起きるか、どんな未来となるのかを語ったものだ。
本書はこの限定講座を書籍化して公開するもの。
著者は名著『仮説思考』の内田和成のほか、ベストセラー『世界標準の経営理論』の入山章栄など総勢12名。
第一線の研究者だけでなく、BCG(ボストン・コンサルティング・グループ)出身といった研究者の枠を超えたキャリアを持つ執筆陣がビジネスの未来を創造する一冊。
目次
1 危機下の意思決定―スピード、平等、優位性
2 ポストコロナの経営戦略
3 コロナ危機のグローバルビジネスへの影響
4 新規事業の創造―コロナとビジネスチャンス
5 コロナ危機の財政・金融政策とリスクマネジメント
6 企業と株主、コーポレートガバナンス
7 新型コロナはマーケティングをどう変えたのか?
8 これからのリーダーシップ
9 アフターコロナのキャリア開発
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
jj
3
2021年刊。早稲田大BS教授陣。コロナ渦における著作。 ビジネスのアップデート。金融・キャリア・マーケティング・経営戦略・グリーバル・事業構想・リーダーシップ・教育。Withコロナの日本に求められる有事のリーダーシップや コロナ後にどのような世界をつくるのか。明日をつくるビジョン具体的考え方、施策紹介している。コロナはビジネスチャンス・コロナを踏まえた新規事業戦略。折角買うのなら世の中のためになるモノ(SDGsな)タメ消費の具現化など。コロナ渦が既に当時という感覚となっている。時代の流れは早いものだ 2023/11/05
ぐんまくん。
3
コロナ後のビジネスについて、早稲田ビジネススクール教授陣が、経営戦略、コーポレートガバナンス、マーケティング、リーダーシップなどのテーマについて語っている。出版後に発生したウクライナ情勢や、コロナの状況も変わっていることから、少しずれていると感じたところもあるが、社会、経済の変化を感じることができる。2022/11/13
KJ
2
エッセンシャルリーダーシップとは。オーバーマネジメントの日本の企業。ウィズコロナ、DXによる働き方改革。今のリーダー像は、琴線に触れるものあり。2022/07/12
sho
1
早稲田大学MBAの各教授による、コロナ禍という環境変化を踏まえた経営面の変化に関するコラム集。自分がこういう構成の本が苦手なだけかもしれないのだが、一つ一つは深みのある議論だとは思うものの、書籍の構成の都合上、テーマが散漫になっている印象が否めず。2022/02/26