出版社内容情報
グランドスラム最多優勝記録保持者であり、数々の成功を収めてきたロジャー・フェデラー。
美しいスタイルで、洗練されたプレーを見せることも人気の理由のひとつだが、
勝利数や獲得賞金などの実績だけを見るならば、ほかにもトップとされる選手は多数いる。
その圧倒的な名声、世界中から愛される理由は別のところにある。
ファンだけでなく、ライバルたちからも愛されてしまう「人間的な魅力」は、
果たしてそれはどう培われたのか。素顔のフェデラーとは?
短気だった10代の頃、プロテニス史上最高の天才としての輝ける日々、
ひとりの息子、夫、父親としての側面、自身の天性を司るマネージャー、
多くのインスピレーションを与える存在、戦略家、圧倒的勝者、敗者としての一面……
テニスの枠を超えたアスリート、そして人間のお手本であるフェデラーの
さまざまな側面にふれ、その実像を描き出したのが本書。
・称賛を集めながらも、奢らず、謙虚であり続ける
・敗北や挫折が重なっても決して屈しない
・年を重ねても好奇心を持ち続ける
などなど、フェデラーの流儀と哲学が凝縮されている。
これらはテニス(スポーツ)だけではなく、ビジネスや人生における成功にも不可欠なもの。
本書に掲載している20の物語から、数々の教訓と成功のレシピが得られるだろう。
最終章には「フェデラーから学べる10のこと」も収録!
内容説明
「敬意を持ってプレーし、品位を持って勝利する」“史上最強”のテニスプレーヤー、トップを極める流儀と哲学。
目次
人々の王
リンゴは木から落ちるものなのか?
新王者の誕生
短気だった男が「禅」に目覚めると
“これぞあるべき姿だ!”
フェデラーのコーチたち―ピーター・カーターはいつも共にいる
フェデラーの金細工職人・ミルカ
家族帯同のツアー
フェデラーとテニスの四季
フレッド・アステア対ランボー―ナダルとのライバル関係
現代の古典
各国記者の万華鏡
蝶のように舞う ~唯一孤高のアスリート、フェデラー
モーツァルトとメタリカ ~非凡な天才
これが愛なのか
優勝3桁クラブまでの869時間
スポーツ界のジョージ・クルーニー ~フェデラーという名のブランド
テニスのワンダーランド、スイス
慈善活動家フェデラー
フェデラーから学べる10のこと
著者等紹介
グラフ,ジモン[グラフ,ジモン] [Graf,Simon]
1971年生まれのスイス人ジャーナリスト。「ターゲス・アンツァイガー」と「ゾンターク・ツァイトゥング」に寄稿。大学時代の専攻は歴史とドイツ語で、2人の娘と共にチュリッヒ湖沿いのキルヒベルクに暮らす
タカ大丸[タカダイマル]
1979年福岡県生まれ、岡山育ち。英語同時通訳・スペイン語翻訳者のポリグロット(多言語話者)。ニューヨーク州立大学ポツダム校とイスラエル、テル・アヴィヴ大学で学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。