内容説明
「あと1点」「あと1球」で敗れ続ける全国の強豪校がズラリ!
目次
はじめに 悲願校の悔しさを知られていないのが私の悔しさ
1 悲願校とは何か
2 学校別・悔しい歴史さまざまな18校
こんな「くくり」の甲子園大会が見てみたい!
3 全国悲願校MAP・ランキング2019版
4 47都道府県別・悲願校の歴史と現状
おわりに 多くの人間は敗者。だからこそ共感できる
著者等紹介
田澤健一郎[タザワケンイチロウ]
1975年生まれ、山形県出身。高校時代は山形の強豪校、鶴岡東(当時は鶴商学園)で、ブルペン捕手と三塁コーチャーを務める。大学卒業後、出版社勤務を経てフリーランスの編集者・ライターに。野球などのスポーツ、住宅、歴史などのジャンルを中心に活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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らむり
26
涙の物語というタイトルですが、涙の出る要素はありません。まあそれなりに楽しめました。2019/08/05
tetsubun1000mg
9
高校野球の各地区予選で上位進出常連校ながら、いまだ甲子園出場を果たしていない実力校を都道府県別に研究した一冊。 どれだけ甲子園マニアなの!と言いたくなるほど、徹底的に戦歴を調べ、監督・部長など指導者までも調べて戦力分析を行う。 監督の経歴、指導の仕方、プロにドラフトされたOBのデータもある。 高校野球経験者なので詳しいのは分かるが、地元の高校野球ファンが読めばなるほどと納得されるのでしょう。 こんな楽しみ方も有るんですね。奥が深いな~。2019/05/21
カズオ
3
甲子園常連校ではなく『悲願校』の切り口は今までになかった内容なので面白かったです。 県内の高校が多い少ないに関わらず 常連校がいる県は過去に何度も涙を流して来たことでしょう。印象に残ったのは島根中央高校。過疎化に直面した山間部にある高校ですが県外から高校生を募集し自然に触れて高校生活を送ると共に部活も強化してきているところに共感。また私立の高校が出場していない徳島県も有名です。 悲願達成は学校関係者だけでなく地域活性にも多いに力になるので 今後も見守っていきたいです。2019/09/22
ma-bo
3
もう少しで甲子園に出れそうな実力があるのに、甲子園未出場高校を著者は悲願校と名付け、タイプ別に紹介。都道府県別にも悲願校を紹介。今までこのような切り口の本は無かったと思うので斬新。確かに決勝で何度も涙を飲んだ高校とかあるなあ。その他消えゆく商業・工業くくり、大学付属校くくり、最後の出場からブランクの長いブランク校くくり等の都道府県別紹介もあって楽しく読了できました。2019/06/02
かずさん
1
来年の春に何校か卒業しそうですね。2019/10/25