幹部に言えない社長の悩み解決大全

白潟 敏朗【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2015/02発売）

• サイズ B6判／ページ数 344p／高さ 19cm
• 商品コード 9784046011657
• NDC分類 336.4
• Cコード C2034

出版社内容情報

９割の社長が最も悩んでいること、それは「幹部と合わないこと」である。この悩みは幹部に相談できないため、結果的に、会社の経営に悪影響を与えてしまう。本書はこの最大の悩みへの解決策を超具体的に提示する。

【著者紹介】
白潟総合研究所株式会社代表。1946年生まれ。埼玉大学経済学部卒業。監査法人トーマツに入社。1998年、トーマツ環境品質研究所に異動し、ISOコンサルティングを立ち上げて成功させる。2006年、トーマツイノベーション株式会社を設立。中小・ベンチャー企業を対象とした業界初の定額制研修「イノベーションクラブ」を7000社加盟、のべ100万人利用するサービスへと発展させる。2014年秋に独立し、これまでの豊富なコンサル経験をもとに、社長の悩み相談コンサルティングサービスを開始。著作は累計86万部を超える。

内容説明

トーマツイノベーションの元社長が１万人の社長に２５年間で聞いた幹部の悩みにすべて答える決定版！『上司のすごいしかけ』著者待望の新刊！

目次

第１章　幹部は社長のおもいや考えに賛同しているか（おもいや考え）
第２章　幹部の質はどうすれば高まるか（幹部の人望；幹部の考え方・熱意；幹部の知識・スキル）
第３章　幹部を育成する秘訣は何か（幹部育成）
第４章　幹部の登用と中途採用はどうするか（幹部の登用；幹部の中途採用）
第５章　ポストの設定と権限委譲のコツは？（ポストの設定；幹部への権限委譲）
第６章　リーダーシップ力とマネジメントは？（リーダーシップの発揮；部下へのマネジメント実践）
第７章　幹部の成長と社長からの期待の実現は？（幹部の成長；社長からの期待の実現／部門の成果　ほか）
第８章　幹部の処遇はどう決めるか（評価；昇進・昇格・昇給；賞与；降格；退職（卒業））
第９章　社長への提案力や経営力をつけさせるには？（社長への提案・諫言；社長目線・経営力）

著者等紹介

白潟敏朗［シラガタトシロウ］
白潟総合研究所株式会社代表取締役社長。１９６４年神奈川県生まれ。埼玉大学経済学部経営学科を卒業。１９９０年に監査法人トーマツのマネジメント・コンサルティング部門に入社。経営、戦略、業務、ＩＰＯコンサルティングを経験。１９９８年からＩＳＯコンサルティング会社・審査会社を立上げ３０００社以上を支援。２００６年にトーマツ・イノベーションを設立、代表取締役社長に就任し、７８００社のお客様に入会頂いた定額制研修イノベーションクラブにて中小企業の人材育成にイノベーションを起こした（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[luther0801]

私は社長ではないが、とても参考になる一冊。「社長の譲れないおもいや考えに合わない幹部は、時間をかけ話し合ったうえで卒業してもらう」「社長の譲れないおもいや考えでなければ、卒業させず現状のままでいい」など、企業運営の指針が示されている。普遍的に役立つと感じた。「社長とは失敗しても誰からも怒られない。だからたくさんの失敗が出来、一番成長する」は良い発想だと思った。

2015/07/20

[こうじ]

中小企業の社長のコンサルティングをしてきたと思われる方の本。対話形式で、コンサルティングを受けているかのように書かれてして、質問に答えることによって自社により適切な内容に進んでいく（例えば社員数は30人以下か？とか）、ちょっと面白い形式で書かれている。社長向けの本なので、幹部の扱いについて書かれているなどが、面白いと思った。部下の育成がうまくいっていなかったり、部門予算が達成できなかったりしている幹部に対してどうするか、とか。社長が絶対に譲れない理念や考えに同意して、その実現のために積極的に動いているか、

2016/03/19

[y_miyazaki]

「社長の悩み」と題されているが、部下を持つ監督職ならとても参考になるだろう一冊。

2015/11/12

[殿一気]

社長の幹部に対する悩みについて著者が答えて行く形で書かれた本書。 テーマごとに対応策がまとめられているので、困った時の辞書として重宝しそう。 内容は読みやすく、またありがちな質問ばかりなので、実践でも役に立つこと間違いなしだと思う。

2021/02/21