本業転換―既存事業に縛られた会社に未来はあるか

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本業転換―既存事業に縛られた会社に未来はあるか

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046041937
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C0034

出版社内容情報

「今のまま」で、あなたの会社は生き残れるか

内容説明

あらゆる業種・業界に“本業喪失”の可能性がある時代。「今のまま」で、あなたの会社は生き残れるだろうか。ケースから読み解く、未来を切り拓いた会社VS.市場に翻弄された会社。

目次

第1章 転換して生き残る企業、転換せずに終わる企業(本書の狙い―本業が衰退しても生き残る会社の共通点は;本業転換の難しさ―第一歩を遅らせる5つの理由;そもそも「本業」とは何なのか;「成熟・衰退→多角化→転換」の先行研究;事例企業の選定;JVCケンウッドvs.山水電気)
第2章 “本業転換”のストーリー―事例研究(富士フイルムホールディングスVS.イーストマン・コダック;ブラザー工業VS.シルバー精工;日清紡ホールディングスVS.カネボウ;ケースから読み解く「経営上の示唆」)
第3章 本業転換のポイント(存続企業に共通していること;衰退企業から学べること;本業転換の「2つの視点」;たゆまぬ本業転換)

著者等紹介

山田英夫[ヤマダヒデオ]
1955年東京都生まれ。早稲田大学大学院経営管理研究科(ビジネススクール)教授。慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了(MBA)。三菱総合研究所にて大企業の新事業開発のコンサルティングに従事。1989年早稲田大学に転じ、現職。専門は競争戦略論、ビジネスモデル。博士(学術、早稲田大学)。ふくおかフィナンシャルグループ、サントリーホールディングスの社外監査役

手嶋友希[テジマユキ]
1980年東京都生まれ。大学卒業後、大手金融会社に勤務。企業派遣生として、2019年3月早稲田大学大学院経営管理研究科(ビジネススクール)修了(MBA)。現在、企業営業向けの企画立案等を行う業務に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

40
コダックは写真フィルムの成長期に医薬品事業へ多角化し、フィルム以外の利益確保の備えをしていたが、成長期の写真フィルム事業で十分な利益が出ていたため、中長期視点で医薬品事業を伸ばすという判断をせずに、事業売却に至った。一方富士フイルムは、多角化・海外展開という戦略の方向は変えていない。1981年にX線画像診断システムの開発を発表し、1988年には米国に工場を造り、米国でシェアの拡大。X線画像診断装置をはじめとするメディカル関連分野の研究開発は継続しており、カメラ・フィルム事業に集中する戦略はとらなかった。2020/02/12

tkokon

5
【タイミングと時間軸】○衰退は一気に生じるものではなく、波動をもって忍び寄る。○本業比率と平均年齢の2つの指標には、相関がある。○回収期間の長さの違うビジネスを、社内に抱えられたか否か。○存続企業に共通する点は、本業の需要が安定している時期に、多角化を始めたということ。○市場の漸減よりも急減のほうが、組織の力は集中される(富士フイルム)●成功企業を跡付けで評価する「後知恵バイアス」から完全に免れ得ないが説得力はある。違う時間軸・違う収益水準の隣接地に辛抱強く。わかっていてもなかなか難しい(Kindle)2020/08/28

人工知能

5
富士フイルムとコダックの比較が面白かった。コダックも意外なことにデジカメを早くから販売しておりフィルムがなくなる未来は見えていた、更には医薬品にも参入していたにも関わらず、恐らくは株主からの短期実績圧力に屈してフィルムに集中する戦略を敢えてとった。一方富士フイルムはこちらもフィルムの原材料であるゼラチンや写真の色あせ=酸化を防止する技術を活かしてアンチエイジングに参入したりM&Aで創薬にも参入した。こちらは多角化の動きを止めなかったことで今がある。自らの強みをベースに多角化を図ることの成功例が学べる。2019/07/31

クリアウォーター

3
★★★★☆本書は、難しいとされる本業転換を行ってきた企業と、同じ業種に位置しながら、本業転換が上手くできずに倒産・解体されてしまった企業の戦略の違いを探ることによって、本業転換を成功させるポイントを探っている。事例研究として4つのケースを紹介している。富士フイルムvsコダックやブラザー工業vsシルバー工業など有名なものばかりである。本書の中で本業転換の難しさが書かれている。また、事例研究では衰退した企業が何もしていないわけではないことも書かれている。紙一重なのだが、だから難しい。決断できる経営者は凄いな。2022/04/25

帯長襷

3
「本業という言葉は学術的ンは定義されていない」ということにビックリ。どれだけ日頃社内のヒトが「本業」と言ってるか…。企業は成功すればするほど「深化」に傾きやすい。このときにいかにコストとリスクを早めにとって探索し、両利きの経営ののちに「転換」できるか。デジタルが入った業界から破壊されていく。この本に掲出されている業界も、その変化の察知が早く、動けたところが残った。2020/11/25

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