内容説明
30年の教員生活で見えてきた就活に成功する学生の秘密とは?
目次
序章 今、就活状況は(平成の終わり、就活ルールの撤廃;悔いのない就職活動のために ほか)
第1章 就活を成功に導く四つの資質(素直さ;タフさ ほか)
第2章 大学生活における読書の意義(大学生活はポテンシャルを育てる;大学の勉強は能動的に取り組んだ方が得 ほか)
第3章 大学を利用した経験の積み方(先生を利用せよ;質問には素早く的確に答える ほか)
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
明治大学文学部教授。1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。東京大学大学院教育学研究科博士課程等を経て現職。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ウィズ
5
「素直さ」「タフさ」「主体性」「言語能力」の4つの資質が高水準な学生は、企業の人にそのポテンシャルを評価されやすいのだという。タフさとは「回復力」のこと、エピソードを話すと自分のことをよく知ってもらいやすくなる、喋る内容は必ずしも自分の経験でなくていい、など、今後に活かしていきたい。2019/05/04
miyatatsu
5
時間の無駄2019/05/04
らる
2
新卒採用はポテンシャルを見る。ポテンシャルは「素直さ」「タフさ」「主体性」「言語能力」に分解できる/就活は小手先のテクニックで乗り越えるべきではない。面接で「嘘をつく」人と一緒に働きたい人は居ない/話は「エピソード形式」で。事実だけでなく、反省をプラスする/タフさは単に傷つくのに強いということだけでなく、「回復力」も大切/当事者意識は「具体的に」考えていくことで得られる/大学生は読書に取り組むのに最良のタイミング。「自分に関係あるもの」として読むと、同じ本を読んでいても「自分なりの情報」にできる2022/05/21
月と星
2
★★★★4つの資質(素直さ・タフさ・主体性・言語能力)が詳しく書いてある第1章だけでも,就活中の娘に読ませたい。第2章以降は,大学1年生の息子に。2021/03/15
葉
1
素直さ、タフさ、主体性、言語能力が必要という。それを踏まえつつ、そこからの体験を掘り下げていくことが就活では重要。図化思考力はGDなどで必要となってくる。大学時代に芸術に触れる機会を持っていなかった。そこを就活で突っ込まれたことはないが、知識や経験のひとつとして触れてみてもよかったのではないかと思った。他の志願者と差別化や適応能力はどの会社への就職でもキーポイントだ。2019/08/19