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出版社内容情報
小学1年生にして、「全国児童才能開発コンテスト」文部科学大臣賞を受賞したすごい自由研究とは?
セミの成長過程を研究した全30ページの力作は、セミ愛にあふれ、最高賞の評価を得ました。
子どもが自ら進んで研究に取りくみ、知識を深めるだけでなく、自然や生き物への共感性を高め、そのすばらしさを伝える力をつちかうには?
家族みんなで楽しみながら学びを深める自由研究のヒントがたくさん詰まっています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
46
小学生の自由研究の作品と本人へのインタビュー、関係各所のお偉いさんのコメントや家族の思いなどをまとめたもの。小学1年生の「セミをさがしたなつやすみ」とその姉の絵年生の「ヤモリとすごした夏休み」お兄さんが2年生だった時の「はせ谷川図かん」の3作品を中心に自由研究を活かした子育てについて書かれる。▽作品自体も子どもの意見が良く書かれていて面白いが、親の思いが大きくて…。いや、いいと思います。コンテストする側からみたらこんなご家族がいてくれるからこそですよね。2019/07/24
縞子
13
夏休み18冊目。息子の自由研究のヒントになるかなー?と借りてみたけれど、これはすごい!!すごすぎる!!絵も字もとても丁寧だし、毎日一生懸命観察して、きっと集中力もすごかったんだろうな。子供ならではのかわいい感想も微笑ましい。お姉ちゃん、お兄ちゃんの自由研究も甲乙付け難いくらい素晴らしかった。2021/08/08
やま
7
セミ好きの小学生が、セミの脱皮を観察することをきっかけに自由研究をした記録です。研究の中身も面白いですし、上手に分かりやすくまとめてあり、サスガの一言です。小学生にしてこの字の上手さ、うらやましいかぎりです。ご両親や兄弟のサポートもあっていいご家族なんだろうなと感じさせられる本でした。2019/09/02
ちい
3
入賞した小学一年生の自由研究を収録。セミの幼虫をもらったことをきっかけに、多角的に研究を進めていく様子が生き生きと伝わってくる。対象をじっくり観察する力もさることながら、「(セミは土の中でひとりで大きくなるので)けんかしたりおこられることはないけど、ともだちやおかあさんがいないのはさみしいです」と綴るように、家族への愛情が端々に感じられる。お姉さん、お兄さんの自由研究も紹介していて、吉川家が丁寧に生き物と向き合う一家であることがわかる。子どもの好奇心をしぼませず大きく育てることの大切さに気づかされる。2021/02/10
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
3
顰蹙を覚悟でいうなら、これこそ親のおかげではないかと。そんなことしちゃダメ!とかって親の元ではこれは生まれない。2019/08/15