出版社内容情報
親が頑張りすぎないほうが、子どもは伸びる!
内容説明
親が頑張りすぎないほうが子どもは伸びる。
目次
はじめに―日本の親たちは、わが子をもっと信じていい
第1章 頭のいい子の親は子育てで何を重視するのか
第2章 頭のいい子の親は「否定しない」
第3章 頭のいい子の親は「与えすぎない」
第4章 頭のいい子の親は「あせらない」
第5章 パパ・ママのお悩みQ&A
著者等紹介
小川大介[オガワダイスケ]
教育専門家。中学受験情報局「かしこい塾の使い方」主任相談員。1973年生まれ。京都大学法学部卒業。学生時代から大手受験予備校、大手進学塾で看板講師として活躍後、中学受験専門のプロ個別指導塾SS‐1を設立。子どもそれぞれの持ち味を生かして短期間の成績向上を実現する独自ノウハウを確立する。同時期に「中学受験情報局『かしこい塾の使い方』」の創設にも参画し、情報発信を開始。受験学習はもとより、幼児期からの子どもの能力の伸ばし方や親子関係の築き方に関するアドバイスに定評があり、各メディアで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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りょうみや
22
子供の存在、成長、方向性を「認める/見守る/待つ」子育て。その3項目を実現するために「否定しない/与えすぎない/焦らない」と対応付けしている。個人的に言い換えればモンテッソーリの子供の自主性を伸ばす子育て論を習い事や中学受験まで適用を拡張し具体的にとてもわかりやすくまとめた内容。2019/09/12
愛
8
甥っ子はマイペースでした。甥っ子の母がバンバンお尻を叩いていましたが、直らず(笑)しかし、自らガンバジュニア(サッカー)に入り、合宿などを経験して、マイペースではなくなりました。やはり集団行動は大事ですね。そして、この本から参考になった所は、「親から見て『価値あるもの』が20年後も正解だとは限らない」です。昭和の考えではいけないですね(笑)2024/09/10
いとう・しんご singoito2
8
読友さんきっかけ。良書です。タイトルの「頭のいい子」ってのがいやらしいけど、中身にはほぼ無関係、あくまで「見守る」子育てのお話です。「スマホ脳」を読んだばかりのせいか、ネットのレコメンド機能が子供に悪影響があるとする記事P143は説得的。また、子育ては二勝八敗でいいP196というのは名言だと思います。子育てした人ならみんな分かるように、子供と一分でも長く時間をともにした人こそが、親子どもども「勝ち」なんですよ。2024/08/25
めぐ
7
本日開催の著者のセミナーを受講したので参照しつつ読了。子どもの脳は詰め込んでも処理しない。噛み砕いて飲み込む時間が大切。与えすぎない、否定しない、焦らない。日常生活も毎日イベント。見守る育児、とても良いと思う。良書。2023/08/31
本と珈琲
7
「与える子育て」を「見守る子育て」に変えるだけで、どんな子どもも、自ら学び、自ら成長する子に変わる。「否定しない」「子どもに与えすぎない」「子どものことであせらない」「子どもを信じ切る」。世に発信されている様々な子育て論はうまくいった人の結果でしかなく、この本作さえもよそはよそうちはうちと一歩引いて冷静にみようと、自身の子育て論をゴリ押ししない著者に好感が持てた。折に触れて何回も読み返したい本。良書です。2020/01/22