直観の経営―「共感の哲学」で読み解く動態経営論

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直観の経営―「共感の哲学」で読み解く動態経営論

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  • サイズ A5判/ページ数 368p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784046024909
  • NDC分類 335.1
  • Cコード C0034

内容説明

分析思考の限界を超える「本質直観」とは何か。世界的経営学者と現象学の泰斗が教える、本物の教養。

目次

第1部 なぜ現象学はすごいのか(現象学は欲張りな学問―自然科学も精神科学も包み込む;本質直観という方法―「事例収集」から「自由変更」へ;先入観を「カッコ」に入れる―現象学的還元とは何か;感覚と知覚は何が違うか―後部座席でクルマ酔いする理由;「現在」の成り立ちを問う―過去把持、未来予持という志向性 ほか)
第2部 現象学的経営学の本質(SECIモデル―主観と客観の循環から知識は生まれる;相互主観をどう育むか―経営に不可欠な「出会い」の本質;集合本質直観の方法論―個人・集団・組織・社会の相互作用;「物語」と「物語り」―戦略はオープンエンドの連続ドラマだ;本質直観の経営学―現象学と経営学が共創する動態経営論)

著者等紹介

野中郁次郎[ノナカイクジロウ]
1935年東京都生まれ。58年早稲田大学政治経済学部卒業。富士電機製造勤務ののち、カリフォルニア大学バークレー校経営大学院にてPh.D.取得。南山大学、防衛大学校、一橋大学、北陸先端科学技術大学院大学各教授、カリフォルニア大学バークレー校経営大学院ゼロックス知識学特別名誉教授を経て、一橋大学名誉教授、早稲田大学特任教授、日本学士院会員。ナレッジマネジメントを世界に広めた知識創造理論の権威。2017年カリフォルニア大学バークレー校経営大学院より「生涯功労賞」を受賞

山口一郎[ヤマグチイチロウ]
1947年宮崎県生まれ。74年上智大学大学院哲学研究科修士課程修了後、ミュンヘン大学哲学部哲学科に留学。79年ミュンヘン大学にてPh.D.(哲学博士)取得。94年ボッフム大学にて哲学教授資格(Habihtation)取得。96~2013年まで東洋大学教授、現在、東洋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ma-san

10
現象学の説明がとにかく難しい。一部は現象学の説明に終始。二部冒頭もSECIモデルの説明。合間の野中山口の対談部分を読んで概要を掴むのがよい。身体的な感覚が伴わない知識はあまり意味がなくて、ましてや組織として共有するためには必須。これを悪く取られると飲み会への強制参加みたいな形で表出するが、プライベートの時間は仕事と切り分けたい、というような考えが認められる現代ではわかっちゃいるけど、という感じだな。もちろんこの二つは切り分けて考えられるのだけど、これまで日本人の宗教アレルギーに引っ掛かってきた気がする。 2020/05/31

takam

10
現象論は難しい。野中先生の言っていることは前提知識があるからわかる。ここに書かれている話はアメリカのリーンスタートアップやデザイン思考といったものに受け継がれたような気がする。実際に手を動かし暗黙知を共有し、それを形式化することで組織が成長する。デザイン思考のような試して壊し試して壊しの繰り返しと似た学び方の気がする。野中先生の理論はスクラムに流れているし、そういったベースが現象学なんだろう。現象学はもっと分かりやすいところから勉強すべきだった。2020/01/05

ireadertj

9
うわっ、めちゃめちゃいい意味で難しかった。 第1部とかは、ほぼほぼ哲学的な。 第2部から1部の現象学をもとにSECIモデルの深堀りな感じ 科学的合理性の時代から、合理性と道理性が共存する時代に。これが最適なアプローチなのか、どうなのかは正直なんとも現状は言えないなと思った。科学的合理性を進めている身としてもw2020/01/29

くとほん

9
私には難解であり、理解できたとは言わない。一旦、読了とするが再読が必要である。前段は現象学における感覚と共感、自我に関する解説である。後段が集団による共感と直感による経営戦略に関する解説である。人間的能力と機械的能力をいかに結びつけ、より良く力を発揮するかという点で書かれているように思う。哲学の面からも、経営学の面からも非常に難解で抽象度の高い内容を展開している意欲的な作だと感じる。2019/10/17

ハパナ

8
前半の定義と解説の哲学パートが少し根気が入りますが、後半にその下積み分が生きてきます。要再読。(前半:山口一郎氏/後半:野中郁次郎氏)2019/10/04

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