並べて学べば面白すぎる 世界史と日本史

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並べて学べば面白すぎる 世界史と日本史

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  • サイズ B6判/ページ数 264p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046024862
  • NDC分類 209.04
  • Cコード C0030

出版社内容情報

日本史と世界史とを並べるだけで、歴史の本質が驚くほどよくわかる!「日本は長らくノンキな国でいられました。近代史においては『世界史』に巻き込まれ、それを明治維新に始まる近代化で乗り切り、大日本帝国を自滅で滅ぼしてからは再びノンキな国に戻っています。ヨーロッパ人が日本にやってきて、日本は世界の歴史に巻き込まれました。だから、西洋人とはどんな人かを知ることに集中すればよい。といっても難しい話ではありません。西洋人中心の『世界史』を、我々が常識的に知っている『日本史』と並べるのです」……(「はじめに」より抜粋)

聖徳太子とムハンマド、源頼朝とインノケンティウス3世、織田信長とエリザベス1世……。同時代の人物を比べてみれば、いかに日本が幸せ(ノンキ)な国であったのか、ヨーロッパがその対極にあったのかがよくわかる。二つの異なる歴史のどうしても押さえておきたいポイントを学びながら、日本の独自性と強みまでをも理解できる、気鋭の歴史家による「同時代史」という新たな試み。


〈目次〉
第1章 7世紀―聖徳太子とムハンマド
第2章 8世紀―平城京と聖像禁止令
第3章 9世紀―桓武天皇とカール大帝
第4章 10世紀―平将門とオットー1世
第5章 11世紀―院政と十字軍
第6章 12世紀―源頼朝とインノケンティウス三世
第7章 13世紀―北条時頼とポーランド騎士団
第8章 14世紀―室町幕府とオスマン帝国
第9章 15世紀―応仁の乱と百年戦争
第10章 16世紀―織田信長とエリザベス1世
第11章 17世紀―三十年戦争と鎖国
第12章 18世紀―七年戦争と天下泰平の日本

第1章 7世紀―聖徳太子とムハンマド
第2章 8世紀―平城京と聖像禁止令
第3章 9世紀―桓武天皇とカール大帝
第4章 10世紀―平将門とオットー1世
第5章 11世紀―院政と十字軍
第6章 12世紀―源頼朝とインノケンティウス三世
第7章 13世紀―北条時頼とポーランド騎士団
第8章 14世紀―室町幕府とオスマン帝国
第9章 15世紀―応仁の乱と百年戦争
第10章 16世紀―織田信長とエリザベス1世
第11章 17世紀―三十年戦争と鎖国
第12章 18世紀―七年戦争と天下泰平の日本

倉山満[クラヤマミツル]
著・文・その他

内容説明

聖徳太子とムハンマド、源頼朝とインノケンティウス三世、織田信長とエリザベス一世。あの人物とこの人物が同時代だったとは!こんな歴史観があったとは!二つの歴史の押さえておきたいポイントを一気に学びながら、日本の独自性と強みまでもを実感できる、誰も教えてくれなかった日本人の「新しい教養」。

目次

七世紀 聖徳太子とムハンマド―世界の宗教が教える「聖徳太子不在説」の愚かさ
八世紀 平城京と聖像禁止令―道鏡の専権はビザンチン帝国の日常茶飯事
九世紀 桓武天皇とカール大帝―「欧州統一」は「蝦夷平定」に毛が生えた程度?
十世紀 平将門とオットー一世―神聖ローマ帝国の祖と「新皇」を比較する
十一世紀 院政と十字軍―日本は「末法の世」、ヨーロッパは殺戮の世紀
十二世紀 源頼朝とインノケンティウス三世―かたや政治の天才、かたやインテリジェンスの天才
十三世紀 北条時頼とポーランド騎士団―日本と西欧を同時に襲ったモンゴルの脅威
十四世紀 室町幕府とオスマン帝国―当時の日本の人口はオスマン帝国とほぼ同じ!
十五世紀 応仁の乱と百年戦争―宗教戦争になっていないだけマシな日本の戦乱
十六世紀 織田信長とエリザベス一世―戦いに生き、志半ばで倒れた二人の英雄
十七世紀 三十年戦争と鎖国―三十年戦争でプロテスタント側についた日本
十八世紀 七年戦争と天下泰平の日本―そして日本はノンキな国でいられなくなった

著者等紹介

倉山満[クラヤマミツル]
憲政史家。1973年、香川県生まれ。中央大学大学院文学研究科日本史学専攻博士課程単位取得満期退学。在学中より国士舘大学に勤務、日本国憲法などを講じる。シンクタンク所長などをへて、現在に至る。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

54
世界の歴史も見方によって思ってもみなかった記録の集積になる。「西欧を中心に書かれた教科書」を習った私たちは今まで偏った見方を教えられてきたのではないか。日本が「ノンキ」で幸せな国だったことを世界史の出来事と照らし合わせて示している。逆に鎌倉から江戸初期の軍事力が日本を守ったことも。ヨーロッパがウェストファリア体制であらゆる国が平等だと現在まで続く常識を日本は聖徳太子が隋に対し行っていた。日本は天皇がアンパイアで、ヨーロッパは教皇はプレーヤーであるのが違う。比較することで違う視点を浮き彫りにする。面白すぎる2019/03/02

出世八五郎

25
西洋史と日本史の同時期の出来事を比較して、日本は比較的のんびりとしていて平和だよね!という本。戦国時代でさえ比較的平和な日本。倉山満さん!新しいアイデア待ってます。2019/04/20

たかぴ

24
こうして並べて学べば日本は世界に比べても見劣りせずとても地理(地形)では小さいがずっと対等な力を持っていたと思えます。世界を牽引していたと思っていたヨーロッパ諸国は実は小国がずっと争っていただけで植民地化を始めてからが 近代の歴史であると。歴史を学べは学ぶほど第2次大戦後の日本の教育の分断と押し付けにより今の日本に繋がっていると思わざるを得ない。今からでも遅くないので、昔の教育の良い点も取り入れて自己肯定感を持ち、人の為に尽くすことが幸せになるという教育を作って欲しい。ありがとうございました。2021/04/09

Tenouji

24
平城京では、キリスト教徒(景教)とペルシャ人が歩いてたんだ。なかなかに面白い内容だったが、西洋史に偏った世界史と、世界の流れの中で日本の実力を直視しない日本史の批判がベースにある。やっぱり中欧の歴史を詳しく知りたいな。2019/04/22

キリル

19
同時代の人物を比較することで日本の独自性と強みに迫った本。書かれていることは興味深く、歴史を面白い視点から見ているなぁと思いました。著者の主観が強い感もありますが、それを明確に示し、他の見方もあることにふれている点に、多角的に歴史を見ようとする姿勢が感じられて好感を持てます。最後の年表に関するコメントにある「何が書かれているかというより、何が書いていないかの方が大事」というのは様々なことに言えると思いますが、書かれていないことをくみ取るというのは、言うは易く行うは難しですが心に留めておきたいと思います。2019/04/14

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