出版社内容情報
巨大生物がもし目の前に現れたら……? 癒やしと畏怖が交錯するイラスト集深遠な世界を描き続ける稀代の絵師・もの久保の1st作品集。巨大生物が癒やしをもたらす「祝福の章」、畏敬の念を呼び起こす「畏怖の章」など、イラストを多数収録し、メイキングや全作品レビューなども収める。
第1章 連作
第2章 祝福の章
第3章 無為の章
第4章 畏怖の章
第5章 イラストメイキング&インタビュー
もの久保[モノクボ]
著・文・その他
内容説明
それは奇跡にも似た旅。気鋭のイラストレーターもの久保初の画集。人気の「巨大生物シリーズ」や描き下ろし連作も収録。
目次
Daydream
祝福の章
無為の章
畏怖の章
異界の章
イラストメイキング&インタビュー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瀧ながれ
29
巨大ないきものと人間を多く描いてきたイラストレーターの画集、すばらしい。表紙を見ただけで、描かれる世界の雰囲気が伝わると思うが、ともかくいきものが、実在するのもファンタジックなのも、もふもふもウロコ種もやさしいのも物騒なのもちゃんと生きていて、どの作品もいちばんが選べないすばらしさ。わたしがこの画家の存在に気づいた「辛い人のところに現れてとりあえず元気づけようとしてくれる生き物」が、大判で見てもユーモラスなのに泣けてくる傑作。毎日ねむるまえにぱらぱらめくったら、いい夜が迎えられそうです。2018/12/20
あゆみ
21
★★★★★ 巨大モフモフ最高!!Twitterでもの久保さんのイラストを知り画集が出たので購入!″わけもなく毛に埋もれさせてくれる生き物″や″わけもなく悲しくなった人のところに現れてとりあえず側にいてくれる生き物″など、~してくれる生き物のイラストがお気に入り!ファンタジーな世界観も好み!本当に最高!2019/01/13
ぱなお
16
たまに本の表紙のイラストで「この絵好き!!」と心を掴まれることがある。山白朝子さんの『沈みかけの船より、愛をこめて 』でした。調べたら、もの久保さんという画家さんの絵で、他の絵も見たくなって画集を購入。あぁ、憧れの巨大モフモフ!!!動物のフサフサの毛並みと眼がとても印象的。架空の生き物も載っていたり、ダークな面とホッコリな面と併せ持つ作品集。ただ、もの久保さん、去年逝去されていたようで残念です。でもこうやって素敵な作品が残ることは素晴らしい。2023/07/07
koto
9
本屋さんの棚に並んでいたので、つい購入してしまった。 Twitterで「いいね」した「わけもなく悲しくなった人のところに現れてとりあえずそばにいてくれる生き物」と「難破船」がとりわけ強い印象。 画集で初めて出会った中では「(入りますか)」が特に好きでした。春、花と猫! 巨大な生き物に会いたくて旅立ちたくなったり、部屋で大きなモフモフに埋もれたくなったりする、素敵な世界観です。2019/02/24
Te Quitor
7
目が合って、世界にお邪魔して、そして癒された。そんな画集。2019/01/25
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