英EU離脱 どう変わる日本と世界―経済学が教えるほんとうの勝者と敗者

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英EU離脱 どう変わる日本と世界―経済学が教えるほんとうの勝者と敗者

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  • サイズ B6判/ページ数 215p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046017918
  • NDC分類 333.7
  • Cコード C2033

出版社内容情報

英EU離脱は「世界史上の大事件」? これが知るべき日本と世界の未来だ!「あとから振り返ってみれば、今日は世界史上の大事件になるかもしれない」


2016年6月23日、誰もがその結果に驚愕した英EU離脱の国民投票。メディアはイギリス経済の崩壊を煽り、「第二のリーマン・ショック」が近いとの声も聞こえたが、そうしたシナリオはほんとうに正しいのか? 

本書はリーマン・ショックのあと、「新興国ブームの終焉」を的中させた気鋭の人気エコノミストが、経済学の教えに従って感情に惑わされることなく、「英EU離脱後」の日本と世界の未来を冷徹に読み解いたものである。

はたして英EU離脱で、致命的な悪影響を受けるのは誰なのか? ドイツ経済はこのまま繁栄するのか? 国際金融特区シティの行方から「タックスヘイブン」問題の展開まで、そこで語られるのは、メディアがかたくなに口を閉ざしてきた世界経済の予想図だ。

さらには「イベント資本主義」ともいわれる先のみえない時代、われわれはどう「経済」と向き合えばいいのか? 「マイナス金利」のなかでの資産運用のポイントから、「円は安全資産」論の真実まで、日本人がいま絶対に知るべきことを、惜しげもなく詰め込んだ一冊。


内容例:/EU離脱派は「知的レベルが低い」?/「悪化シナリオ」ではインフレ率が急上昇?/悲観的な中長期予測は「残留派」の主張と同じ/ポンド安を心配しないイギリス当局/なぜソロス氏はドイツ銀行株を信用売りしたのか/苦しむ投資銀行、中東問題……欧州の「不確実性」とは/イギリスのEC加盟を二度拒絶したド・ゴール/ユーロ創設をドイツに飲ませたフランスの思惑/ドイツ経済「独り勝ち」にも変化の兆しが……/「フォルクスワーゲン問題」の巨大なインパクト/なし崩し的に終わりそうな「パナマ文書」問題/資産運用の視点で英EU離脱を考える/「イベント資本主義」のなかで煽動に騙されるな/「ランダムウォーク」に勝てない為替の専門家たち/財政破綻を語ってから「円は安全資産」という愚かさ/「リスクオフ」局面での円投資は儲かるのか ……ほか

安達 誠司[アダチ セイジ]
1965年生まれ。エコノミスト。東京大学経済学部卒業。大和総研経済調査部、富士投信投資顧問、クレディ・スイスファーストボストン証券会社経済調査部、ドイツ証券経済調査部シニアエコノミストを経て、丸三証券経済調査部長。著書に、『恐慌脱出‐‐危機克服は歴史に学べ』(東洋経済新報社、2009年政策分析ネットワーク章受賞)、『円高の正体』(光文社新書)、『ユーロの正体‐‐通貨がわかれば、世界がみえる』(幻冬舎新書)などがある。

内容説明

英EU離脱は「世界史上の大事件」なのか?日本人がいま、絶対に知っておくべきことを、人気エコノミストがこの一冊にすべて詰め込んだ!

目次

第1章 「世紀の番狂わせ」が起こった深層
第2章 イギリス経済はほんとうに崩壊する?
第3章 「出ていかれる側」は無傷で済むのか
第4章 矛盾に満ち溢れた「欧州統合」の歴史
第5章 崩壊するのはイギリスではなく「ドイツバブル」だ
第6章 シティの行方、「パナマ文書」問題…世界はこう変わる
第7章 日本人がいま、絶対に知らなければいけないこと
第8章 危機と円高―「円は安全資産」の真実

著者等紹介

安達誠司[アダチセイジ]
1965年生まれ。東京大学経済学部卒業。大和総研経済調査部、クレディ・スイスファーストボストン証券経済調査部、ドイツ証券経済調査部シニアエコノミストなどを経て、現在、丸三証券経済調査部長。『脱デフレの歴史分析』(藤原書店)で第1回河上肇賞、『恐慌脱出』(東洋経済新報社)で第1回政策分析ネットワーク賞(シンクタンク賞)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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南北

28
イギリスのEU離脱表明直後(2016年)に書かれた本ですが、現在でも読む価値があります。EU離脱についてはイギリスがどうなるかを論じていることが多いと思いますが、この本では残されたEUがどうなるかを論じている点で読むに値すると思います。最近もドイツ銀行が人員整理しているニュースがありましたが、イギリスのEU離脱後にEU加盟国のどこが金融センターになるのかを考えるとEUの将来はかなり厳しいものになるのではないでしょうか?2019/08/08

Humbaba

4
世間で言われていることが、必ずしも正しい訳ではない。それぞれの人が自分たちの利益となるために発言していることも多々あるので、それに踊らされてしまうと判断を誤ってしまうこともある。世間の言葉を信じすぎずに、自分の頭で判断することが大切である。2016/09/30

ラムダ

1
経済学の観点からみると、EU離脱の感情的な反応は少し行き過ぎるということらしい。 不測の事態に備えておくのはリスク管理の点で大事なことかもしれません。2017/07/03

KJ.O

1
読後、EU離脱は必ずしも失敗とは思わなくなった。仮に、英国がEUから完全離脱した場合、英国からEU域内への輸出には5.3%(最恵国待遇)の関税が課される可能性が高い。これが輸出減少要因となるのが悲観論の根拠だ。一方、英国は、EU離脱により非EU国向け関税の5.3%を引き下げることも出来るようになる。英国のEU域内への輸出比率は約5割だから、米国、日本などとのFTAを推進して非EU向け輸出を増加させることも可能だ。主権を回復する一方で、EU離脱の影響を最小限に抑えるのは、これからの政策の舵取り次第だと思う。2017/02/17

taroyan

1
イギリスのEU離脱問題が今後どのような影響を及ぼすか?という注目の話題を著者の独自の視点と経済理論で読み解いていく内容に、納得のいく点が多々ある。マーケットからするとイギリスのEU離脱は単なるネタ(イベント)に過ぎず、それに右往左往し感情的に煽ってだけであって、冷静に考えればその悪影響を被るのはEU加盟国(特にドイツ)という分析も説得力があるし、あわせてタックスヘイブンとも絡めた分析が興味深い。最終章では為替変動の理論を過去の著書でも言及されているソロスチャートにも触れており中々興味深い一冊です。2016/08/07

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