出版社内容情報
除夜の鐘の最後は新年に打つ? しきたりと年中行事の由来と知識が満載!門松を飾る「松の内」が1月7日までになった理由とは? お酒を飲むだけではないお花見の本当の意味とは? 七夕は何を願うための行事? 由来と意外なうんちくで、しきたりと年中行事がよくわかる1冊。
飯倉 晴武[イイクラ ハルタケ]
昭和8年、東京生まれ。東北大学大学院修士課程修了。宮内庁書陵部首席研究官として長年、宮中にまつわる古文書の研究に努める。奥羽大学文学部教授、日本大学文理学部講師を歴任。2003年に刊行された『日本人のしきたり』は大ベストセラーとして話題になった。
内容説明
しきたり・年中行事の奥深さを知る。元日から大みそかまで、日本の四季は数々のしきたり・年中行事に彩られています。そのひとつひとつには由来があり、意外な真実もたくさんあります。111のしきたり・年中行事について紹介する本書は、読めば日本の伝統への理解が深まり、日々の暮らしが楽しくなる、知っておきたい知識が満載の「日本人の教養書」です。
目次
旧暦と新暦―明治初期まで、いまの一月ごろは一二月ごろだった
旧暦と日数―一ヵ月は二九日か三〇日だった
閏月―一年が一三ヵ月の年もあった
二十四節気―旧暦を補い、立春、夏至などを生んだ暦
一月一日―かつては全国民の誕生日
正月―一年の幸福をもたらす年神様を迎える行事
小正月―女性のためでもある二回目の正月
元日と元旦―元日は一月一日、元旦は一月一日の朝のこと
松の内―関東で一月七日までなのは、「明暦の大火」が原因
年始回り―一月二日から松の内で済ませる〔ほか〕
著者等紹介
飯倉晴武[イイクラハルタケ]
昭和8年、東京都生まれ。東北大学大学院修士課程修了。宮内庁書陵部首席研究官・陵墓調査官として宮中にまつわる古文書の研究に努める。奥羽大学文学部教授、日本大学文理学部講師を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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