出版社内容情報
「外国人が読む日本国憲法」には、日本人が知らない真実があった!「日本国憲法に関する理解をより深められたと実感しています」 池上彰(本書「はじめに」より)
GHQが承認し、世界中の人々が読んでいる「日本国憲法」は、どんなものなのか?
理論言語学者・畠山雄二が、その一語一句、文法レベルで解読し、「日本語版との違い」を徹底検証!
一般市民に関係の深い「上諭」「前文」「第1条」「第9条」「第10?40条」「第96条・第97?99条」を、言語学的に解説していきます。
さらに、「第1条(天皇)」「第9条(戦争の放棄)」「第96条(憲法の改正)」といった争点を、
池上彰が読み、背景知識をもとにわかりやすく解説。
英語版を読むことで、日本国憲法のこんな部分がマルわかりになります!
・GHQの草案を、そのまま直訳したような部分
・翻訳者が「独自解釈」して訳したであろう箇所
・日本語版よりもわかりやすく書いてある箇所
・日本語版と英語版で、「解釈が異なる」箇所
・日本政府が「二枚舌」で憲法をつくったと思われること
改憲派も護憲派も、これを読まずに憲法は語れない!
法律の知識は一切不要!
英語もすべて丁寧な解説つき! (文法解説も豊富で、読解力は格段に上がります!)
世界的視点で憲法がわかる、まったく新しい憲法本です。
畠山 雄二[ハタケヤマ ユウジ]
1966年浜松市生まれ。東京農工大学准教授。東北大学大学院情報科学研究科博士課程修了。理論言語学の専門家で、生成文法、意味構造、認知科学などの角度から「脳内文法」のメカニズムを研究している。歯に衣着せぬ個性的なキャラクターが学生たちに人気で、ニコニコ生放送の「くろしおトークライブ」でパーソナリティを務めるなど幅広く活動している。著書に『英文徹底解読スティーブ・ジョブズのスタンフォード大学卒業式講演』(ベレ出版)、『情報科学のための自然言語学入門:ことばで探る脳のしくみ』(丸善出版)などがある。
池上 彰[イケガミ アキラ]
1950年生まれ。ジャーナリスト、東京工業大学教授、愛知学院大学特任教授。2015年からは名城大学でも講義を行う。慶應義塾大学卒業後、73年にNHK入局。94年から11年間、「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。05年に独立。角川新書『知らないと恥をかく世界の大問題』シリーズ、『池上彰の「経済学」講義(歴史編・ニュース編)』『池上彰とメ?テレが真剣に考える 南海トラフ巨大地震から命を守れ!』など著書多数。
内容説明
言語学×池上解説で「憲法の争点」を総ざらいする!!GHQの指導のもとに施行された「英語版憲法」を希代の理論言語学者が一語一句徹底解読!制定以来見過ごされてきた、“真”解釈の憲法を池上彰が鋭く、わかりやすく解説する!
目次
1 日本国憲法上諭
2 日本国憲法前文
3 日本国憲法第1章「天皇」
4 日本国憲法第2章「戦争の放棄」
5 日本国憲法第3章「国民の権利及び義務」
6 日本国憲法第9章「改正」
7 日本国憲法第10章「最高法規」
著者等紹介
畠山雄二[ハタケヤマユウジ]
1966年静岡県生まれ。東京農工大学准教授。専門は理論言語学。東北大学大学院情報科学研究科博士課程修了。博士(情報科学)
池上彰[イケガミアキラ]
1950年、長野県松本市生まれ。ジャーナリスト。名城大学教授、東京工業大学特命教授。慶應義塾大学経済学部卒業後、NHK入局。記者として数多くの事件や社会問題を取材する。その後、94年4月からの11年間、NHKテレビ番組「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。わかりやすい解説で、子どもから大人まで幅広い人気を得る。2005年にNHKを退局、フリージャーナリストに。現在も、執筆・取材活動を中心に、各種メディアで精力的に活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
GASHOW
アルカリオン
Haruka Fukuhara
バケツ