出版社内容情報
著名な哲学者の考え方を知りたい、悩みを解決して元気になりたい、思考をスッキリ整理したい……。そんな人たちのために、プラトンやニーチェなど古今の哲学者たちが哲学講義をしてくれる、対話形式の哲学入門書。
内容説明
深夜の高校に集まった5人の男女。彼らの前に現れたのは、誰もが知る歴史上の哲学者たちだった―。プラトン、ニーチェ、フーコー、ロールズたち14人の哲学者が、仕事、恋愛、欲望、幸福など、さまざまな悩みを解決する授業を開講!「どうして他人が気になるのか?」「なぜ働かないといけないのか?」「死の不安を払拭するための二つの方法って?」。深くてわかりやすい哲学ノベル。
目次
「生きることと死ぬこと」についてハイデガー先生の授業「どうせ死ぬのになんで生きるの?」
「夢」についてヘーゲル先生の授業「夢や理想を追いかけるのに疲れました」
「理性と欲望」についてカント先生の授業「性欲がヤバいくらいあるんだけど病気?」
「悩み」についてメルロ=ポンティ先生の授業「何に対してもやる気が起きない…悩みだらけ」
「自分と他人」についてレヴィナス先生の授業「自分って何だろう?他人の目が気になる…」
「仕事について」アーレント先生の授業「好きな仕事がみつからないときはどうすればいいの?」
「正義」についてロールズ先生の授業「法律が正しいって誰が決めたの?アメリカは正しいの?」
「恋愛」についてプラトン先生の授業「恋愛できない…どうしても結婚しないとダメ?」
「幸せ」についてアラン先生の授業「幸せな人を見ると腹が立つ!いつも僕だけ不幸なんですけど」
「権力」についてフーコー先生の授業「先生も警察もマスコミも、権力ってほんとムカつく!」
経済と貧困についてマルクス先生の授業「お金儲けは悪いこと?」
「自由」についてサルトル先生の授業「自由になりたいのに、自由にしろと言われると困る」
「人生」についてニーチェ先生の授業「いったい人生って何なんだろう?」
「哲学」について小川先生の授業 あとがきにかえて「哲学にたどりつけばもう大丈夫なのか?」
著者等紹介
小川仁志[オガワヒトシ]
哲学者(専門は公共哲学および政治哲学)、徳山工業高等専門学校准教授。1970年京都府生まれ、京都大学法学部卒業。伊藤忠商事入社。台湾の民主化運動に啓発され、同社を退社。その後、4年半のフリーター生活を経て名古屋市役所に入庁する。市役所に勤務しながら名古屋市立大学大学院博士後期課程修了、博士(人間文化)取得。2007年から現職につき、商店街で「哲学カフェ」を主宰。2011年には米プリンストン大学客員研究員も務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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