内容説明
世界を誘惑した裸身の120人!大好評シリーズ第二弾は、裸身の美女たち。ダナエ、イヴ、ルクレティアなど神話や歴史に登場する名だたる美女たちを、ティツィアーノ、ゴヤ、アングルら一流の画家たちが描いた、ヌード画のオールタイム・ベストがこの一冊に!美しき女性たちの妖艶なる競演が今、はじまる。
目次
1 ギリシャ神話の裸婦(ダナエ;ダナエ(ダナエに扮したランジェ嬢の肖像) ほか)
2 キリスト教の裸婦(アダムとイブ;ダビデ王から手紙を受け取るバテシバ(バト・シェバ) ほか)
3 物語と寓意画の裸婦(ルクレティア;民衆を導く自由の女神 ほか)
4 美しき裸婦(グランド・オダリスク;オランピア ほか)
5 風俗画(暮らしの中)の裸婦(鏡を見る婦人;浴室の貴婦人 ほか)
著者等紹介
平松洋[ヒラマツヒロシ]
美術評論家、フリー・キュレーター。1962年、岡山県生まれ。早大文卒。展覧会の企画・運営やプランニングとともに執筆活動を行い、朝日カルチャーセンター新宿教室などで講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
井月 奎(いづき けい)
27
いや別に女性の裸がみたいのではないですよ。芸術鑑賞の一環としてですね……。ボッティチェリからルノワール、クリムトまで幅広いと同時に直線的な選択をしています。まず、「言い訳」は淫靡さを増幅させます。ヴィーナスを建前にしたカバネルの『ヴィーナスの誕生』と、娼婦を娼婦として描いたマネの『オランピア』はどちらに色気があるでしょうか?そしてピカソのキュビズムでは裸婦は描けないと思います。はっきりとクリムトやルノワールのように女性の線の美しさや肌のきめ細やかさを描かないと裸婦として楽しめないのです。あ、ばれちゃった。2015/09/29
ハッチ
2
肉体美万歳、な身としては複眼の1冊。ただ、絵画の掲載が多いのは嬉しいもの、解説が簡単すぎて不満。うしろに索引も付けて欲しかった。この本で紹介されている作品は皆さん裸族ですが、男性の局部に関しては布や葉っぱ、時には鳩(!)などでうまく隠されています。そういう巧みな誤魔化しならいいんだけどさ、以前美術館で局部が黒塗りされてる作品とかあって、すっげー気になったことがありる。多分、後生の人が慌てて練り潰したんだろうけど、某出版社の白抜き修正といい、そういうのは作品への冒涜だからっ!2015/04/22
yukko
2
美しい!素敵!2014/07/12
きたむ
1
やっぱりビーナスが1番美しかったかな。2015/10/23
たく
0
美しく流れる曲線が甘美に描かれている。多くの作品が収録されているのも良い。2015/09/20
-
- 和書
- 近松世話物全集 〈上巻〉