- ホーム
- > 和書
- > 芸術
- > 芸術・美術一般
- > 芸術・美術一般その他
出版社内容情報
古今の一流画家たちが描いたシェイクスピア作品の絵画+物語のあらすじで構成した本です。どこよりも分かりやすくて美しいシェイクスピア入門書です。なお、今年の4月26日はシェイクスピア生誕から450年です。
内容説明
悲劇、喜劇、問題劇、ロマンス劇、歴史劇、詩篇…シェイクスピアの作品世界を、画家たちはいかに描いたのか?フュースリ、ドラクロワからシャセリオー、カバネル、ミレイ、そしてウォーターハウス、ディクシーまで、超一流の画家たちが描いた渾身の作品群を、見て、読んで、楽しめる。
目次
総論 シェイクスピアの絵画史、あるいは、名画が恋したシェイクスピア
第1幕 シェイクスピアの悲劇
第2幕 シェイクスピアの喜劇
第3幕 シェイクスピアの問題劇とロマンス劇
第4幕 シェイクスピアの歴史劇
第5幕 シェイクスピアの詩篇
著者等紹介
平松洋[ヒラマツヒロシ]
美術評論家、フリー・キュレーター。1962年、岡山県生まれ。早大文卒。展覧会の企画・運営やプランニングとともに執筆活動を行い、朝日カルチャーセンター新宿教室などで講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nat
26
シェイクスピアの作品を、名画と共に味わいました。読んだことがない作品が沢山あり、結末が気になりました。(あらすじはわかるのですが、結末まで解説してないものが多かったので。)題名は知っているけど、詳細まで知らない作品が多かったことにも気づきました。2020/02/08
ユウユウ
26
ざっと流し読み。シェイクスピアも教養として知っておきたいですよね。なんでリア王が悲劇扱いなんだろう?と思ってたら、自分が覚えているものは子供用アレンジのものだったことに気づき愕然。これは悲劇ですね。2019/07/15
Kira
19
図書館本。シェイクスピアの作品世界を名画とともに味わった。印象に残ったのは、オフィーリアを描いた画家が多かったことで、オフィーリアの悲劇がそれほど画家を惹きつけたとは知らなかった。描かれたオフィーリアのいずれも目がうつろか、あるいは狂気を映し出していて興味深い。中世からのイングランド国王の治世を描いた歴史劇も面白そうなので、いつか読んでみたい。2022/10/28
遊未
8
全てのあらすじを知っている訳ではないので、必死に思い出しながら、でした。シェイクスピアの世界を描いた絵画、演じた高名な役者さんが絵画と文で紹介されています。2018/12/08
ユラニト
7
シェイクスピアは授業で有名作品に触ったくらいだったので入門として読もうかなと購入したもの。冒頭を読んで数年放置していたが、腰を入れて読んでみると思ったより読みやすかった。シェイクスピアに関する絵画作品だとミレイのオフィーリアが有名だが同じモチーフを別の画家が描いたものも一緒に見比べられる。登場人物ではなく演じている役者を描いたものなどもあり、ただ絵画を楽しむだけでなく当時の演劇の環境もうかがえる点もおもしろい。ウォーターハウスやジョン・シモンズの絵が好きだ。2022/03/12
-
- 和書
- 朱盃 現代俳句新鋭集