新人物文庫<br> アジアの日本人町歩き旅

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新人物文庫
アジアの日本人町歩き旅

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784046003096
  • NDC分類 292.09
  • Cコード C0125

出版社内容情報

日本女性初の五輪メダリスト人見絹枝、西郷隆盛を支えた奄美の妻・愛加那、「鹿鳴館の名花」と讃えられた大山捨松など、幕末?昭和を力強く生きた35人の「女の生きざま」。

内容説明

「日本人町」を追い、東アジア・東南アジアを巡り歩く。テーマパーク化が進む韓国の「日本人町」や、今も多くの建物が残る台湾の「日本人町」のほか、中国、琉球王国(現在の那覇)に存在した「日本人町」、シンガポールやマレーシアの「日本人町」の痕跡を訪ね歩き、かつて日本人が営んだ生活に思いを馳せる。

目次

第1章 韓国(九龍浦・群山編)―「テーマパーク化」が進む韓国の日本人町の姿
第2章 台湾(菁桐・花蓮編)―破壊されずに多くが残った戦前の日本家屋
第3章 沖縄(那覇編)―琉球王国のなかにつくられた日本人町
第4章 中国(上海編)―魔都にうごめく戦前の日本人社会の残像
第5章 中国(大連・丹東編)―ロシアが築いた街並みと日本がつくった北朝鮮との国境の町
第6章 マレー半島(シンガポール・クアラトレンガヌ編)―ビル街の日本人町と日本人墓地を探し歩く旅

著者等紹介

下川裕治[シモカワユウジ]
1954年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。新聞社勤務を経てフリーに。アジアを中心に海外を歩き、『12万円で世界を歩く』(朝日新聞社)でデビュー。アジアと沖縄を中心した著書多数

中田浩資[ナカタヒロシ]
1975年、徳島市生まれ。大学休学中の97年に渡中。99年までの北京滞在中、通信社にて報道写真に携わる。帰国後、会社員を経て2004年よりフリー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おいしゃん

35
アジア各地の古き良き街並みの、写真がたくさんで旅行気分。2018/05/31

糜竺(びじく)

23
戦中、戦前に日本の植民地だったところの、日本人町が現在どうなっているか探し回る旅本。時は流れていくので、痕跡もどんどん無くなっていくのを感じた。2021/06/11

T

7
上海の部分を読んでるうちに「どくろ杯」をまた読み返したくなった。2016/05/15

てくてく

7
植民地時代の日本人が作った街並みが現在に残っているのかどうか、その足跡を辿る旅行記で、韓国、台湾、沖縄、中国、マレー半島を訪ねている。沖縄についても、日本に編入される前、つまりは明治より前は、日本にとっては異国であるから、他と同列に扱うことには意味があるだろうなと思った。2015/10/16

秋乃みかく

6
★★★★☆ 韓国、台湾、沖縄、中国、シンガポールの日本人町の痕跡を著者が訪ねる。そこになぜ日本人町ができたのか。戦争の影がつきまとう話が多かったけど、とても興味深い話ばかりで、今まで知らなかった日本人たちの歴史を知ることができた。面白かった。2019/01/05

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