内容説明
平安時代に伝わった『蒙求』は、「蛍の光、窓の雪」の例のように、日本人の教養・知識にとって欠くべからざる書物となる。唐の李瀚(りかん)という人物によって作られたという『蒙求』は、596句によりなる4字句の韻文である。童蒙、すなわちものを知らない子どもたちの要求にこたえられるように、歴史上の故事を編集したものである。
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- 和書
- 花の名の物語
平安時代に伝わった『蒙求』は、「蛍の光、窓の雪」の例のように、日本人の教養・知識にとって欠くべからざる書物となる。唐の李瀚(りかん)という人物によって作られたという『蒙求』は、596句によりなる4字句の韻文である。童蒙、すなわちものを知らない子どもたちの要求にこたえられるように、歴史上の故事を編集したものである。