内容説明
京の町を焼き尽くした応仁の乱の実態は経済戦争だった。「三矢の訓」の逸話に秘められた毛利元就の戦略とは。天明大飢饉は農村が都市経済に翻弄された人災だった。幕末、暗殺者集団と恐れられた新選組の知られざる一面とは。明治の一大汚職事件の背景にあった選挙制度の問題点とは。
目次
「銭」の大乱都を焼く―実説、応仁の乱
秘策、三本の矢―毛利元就の戦国サバイバル
繁栄の代償、天明大飢饉―死者100万人はこうして出た
新選組知られざる志
選挙改革議員を走らす―明治四二年、砂糖疑獄の構図
-
- 和書
- エウスカディ 〈上〉